特許
J-GLOBAL ID:200903009131849187
工業用洗浄設備
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
斎藤 侑 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-532452
公開番号(公開出願番号):特表2001-509077
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】本発明は、開位置および閉位置(作業位置)に位置決め可能な少なくとも1つの処理チャンバー(8)を備えた工業用洗浄設備に関する。処理チャンバー(8)に対する搬入出を円滑に行い、不連続な製造ライン(2,3)への適合を容易にするため、処理チャンバーは分割され、少なくとも1個の下半部(13)と少なくとも1個の上半部(26)から成る。下半部(13)は複数個のアームを備えた回転可能な円柱(9)に、上半部(26)は固定した停止ステーション(7)に固定し高さを調節可能とすることができる。上記停止ステーション(7)においてリフト装置(38)により上半部(26)と下半部(13)を結合させ作動位置に移行させることができる。
請求項(抜粋):
1 被処理物体(1)を洗浄液、スチーム、圧縮空気などの処理剤で表面処理するために処理剤を供給する装置(30)および少なくとも1個の被処理物体(1)のためのホルダー(18)を備えた処理チャンバー(8)内で処理を行い、同処理チャンバー(8)が分割されて各々の開口面(15,28)で結合される2つの分離した部分(13,26)から成り、その一方(26)が固定ステーション(7)に配置され、他方の部分(13)が搬送装置(9,10)によって搬入および搬出ステーション(7a,7b)から固定ステーション(7)に移動し、同ステーションで処理チャンバー(8)の両部分(13,26)が相互に結合されて作業段階に移行するような工業用洗浄設備であって、搬送装置(9,10)により移動し得る処理チャンバー(8)の部分(13)のうち、少なくとも1個の被処理物体(1)のためのホルダー(18)の組み込まれた2つの下半部(13)が配置され、下半部(13)が搬送装置(9,10)によって種々の位置に移動し、下半部(13)が搬入および搬出ステーション(7a,7b)に存在し、他の下半部(13)が固定ステーション(7)に配置された処理チャンバー(8)の上半部(26)と合致する位置に移動され、固定ステーション(7)において処理チャンバー(8)の作動状態に移行することを特徴とする工業用洗浄設備。2 搬送装置(9,10)により移動し得る処理チャンバー(8)の下半部(13)のうち、ホルダー(18)を備えた3個の部分(13)が存在し、処理チャンバー(8)の作動状態において1個の下半部(13)が搬入ステーション(7a)に、他の下半部(13)が搬出ステーション(7b)に存在することを特徴とする、請求項1の工業用洗浄設備。3 数個の処理チャンバー(8)が存在し、同処理チャンバー(8)が開口面(15,28)で結合される2つの部分(13,26)から成り、そのうち下半部(13)の各々に少なくとも1個の被処理物体(1)のためのホルダー(18)が組み込まれ、搬送装置(9,10)に等間隔で取り付けられ同時に段階的に移動し、搬送経路(6)上の固定ステーション(7)に上半部(26)が取り付けられ、搬送装置(9,10)により移動し得る下半部(13)が固定ステーション(7)の上半部(26)と合致する位置へ移動、回転または揺動可能であり、固定ステーション(7)に取り付けられた上半部(26)が処理チャンバー(8)の作動状態に移行可能であり、搬送装置(9,10)により搬送される下半部(13)のうち少なくとも1個の下半部(13)が固定ステーション(7)に配置された上半部(26)よりも多く、この余分な下半部(13)の一つのステーション(停止ステーション)に搬入および搬出ステーション(7a,7b)が設けられていることを特徴とする、請求項1の工業用洗浄設備。4 ホルダー(18)が回転または揺動可能であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかの工業用洗浄設備。5 処理チャンバー(8)の上半部(26)が少なくともその高さ方向に下半部(13)に向かって移動可能であることを特徴とする、請求項1、2または3の工業用洗浄設備。6 固定ステーション(7)に配置された処理チャンバー(8)の上半部(26)に処理剤を供給するための装置が設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかの工業用洗浄設備。7 処理チャンバー(8)の分割面が水平であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかの工業用洗浄設備。8 処理チャンバー(8)が容器状またはトレイ状の下半部(13)とフード状の上半部(26)とから成り、トレイ状の下半部(13)が搬送装置(9,10)に固定され、フード状の上半部(26)が固定ステーション(7)に配置されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかの工業用洗浄設備。9 搬送装置(9,10)により移動し得る処理チャンバー(8)の下半部(13)がすべて同様に形成されることをを特徴とする、請求項1〜8のいずれかの工業用洗浄設備。10 搬送装置(9,10)により移動し得る処理チャンバー(8)の下半部(13)のうち2個の下半部(13)が固定ステーション(7)に存在する上半部(26)よりも多く、この余分な下半部(13)に対して搬入ステーション(7a)および搬出ステーション(7b)が設けられることを特徴とする、請求項3〜9のいずれかの工業用洗浄設備。11 搬送装置(9,10)に取り付けられた処理チャンバー(8)の下半部(13)と協働する処理チャンバー(8)の上半部(26)を備える2つの固定した停止ステーション(7)を有することを特徴とする、請求項3〜10のいずれかの工業用洗浄設備。12 搬送装置(9,10)に取り付けられた処理チャンバー(8)の下半部(13)5個と協働する処理チャンバー(8)の上半部(26)を備える3つの固定した停止ステーション(7)を有することを特徴とする、請求項3〜10のいずれかの工業用洗浄設備。13 搬送装置(9,10)に取り付けられた処理チャンバー(8)の下半部(13)6個と協働する処理チャンバー(8)の上半部(26)を備える4つの固定した停止ステーション(7)を有することを特徴とする、請求項3〜10のいずれかの工業用洗浄設備。14 搬送装置(9,10)が循環式に形成されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかの工業用洗浄設備。15 処理チャンバー(8)の部分(13)が円柱(9)に取り付けられたアーム(10)またはブラケットに固定されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかの工業用洗浄設備。16 搬送装置(9,10)により移動し得る処理チャンバー(8)の下半部(13)に使用済みの処理剤を排出するための装置(17)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかの工業用洗浄設備。17 固定した停止ステーション(7)に洗浄液のための受け器(33)が配置されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれかの工業用洗浄設備。18 受け器(33)がチューブ(31,31a,31b)を介して処理チャンバー(8)の上半部(26)に結合されていることを特徴とする、請求項17の工業用洗浄設備。19 受け器(33)がチューブを介して使用済み洗浄液の処理装置に結合されていることを特徴とする、請求項17および18の工業用洗浄設備。20 搬送装置(9,10)により移動し得る処理チャンバー(8)の下半部(13)がそれぞれ少なくとも1個のホイールまたはローラー(24)で支持されることを特徴とする、上記請求項のいずれかの工業用洗浄設備。21 ローラー(24)が円柱(9)の周りに同心円状に配置されたレール(12)によって案内されることを特徴とする、請求項15または20の工業用洗浄設備。22 処理チャンバー(8)の下半部(13)に組み込まれたホルダー(18)が固定した停止ステーション(7)の各々に設けられた駆動装置(22)と結合し得ることを特徴とする、上記請求項のいずれかの工業用洗浄設備。23 処理チャンバー(8)の上半部(26)がリフト装置(38)に取り付けられたアーム(37)に固定されていることを特徴とする、上記請求項のいずれかの工業用洗浄設備。24 ホルダー(18)が搬送装置(9,10)に配置された駆動装置(39)の各々と結合されることを特徴とする、請求項1、3または4の工業用洗浄設備。
IPC (2件):
FI (2件):
B08B 3/02 Z
, B08B 5/02 Z
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