特許
J-GLOBAL ID:200903009132282903

物体の変位を測定する方法と装置および電気信号の線型化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-502349
公開番号(公開出願番号):特表平9-501492
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】導電性材料からなる物体の変位が測定される。変位を測定するため、物体中に渦電流を生成する電磁界が、物体の近くに間をおいて置かれたトランスデューサによって設定され、トランスデューサのインピーダンスを表す第一電気信号が生成される。この第一電気信号は第一および第二成分を有する第一ベクトルによって表され、第一成分はトランスデューサの特性およびトランスデューサと物体の間の距離に依存する第二ベクトルであり、第二成分は、実数である第一因子と第三のベクトルである第二因子との積である。ここで、第一因子はトランスデューサの特性、トランスデューサと物体の間の距離および物体の特性に依存し、第三のベクトルは実質的にトランスデューサの特性に依存する。第一電気信号は処理されるが、この処理は、物体特性への依存性を実質的に取り除くために、一般に第二成分と垂直な軸上への第一ベクトルの射影をシミュレートすることを含む。本発明はまた電気信号の線型化のための装置に関する。入力信号は正の分数指数を有する多項式関数に近似される。この多項式関数は帰還ループにおいて利用される。
請求項(抜粋):
トランスデューサ端子を有し物体(14)の近くに間隔をおいて置かれたトランスデューサ(11、30)によって物体(14)中に渦電流を生成する電磁界を設定することと、 第一および第二成分を有し、第一成分はトランスデューサ(11、30)の特性およびトランスデューサ(11、30)と物体(14)の間の距離に依存する第二ベクトルであり、第二成分は実数である第一因子と第三のベクトルである第二因子との積であり、第一因子はトランスデューサ(11、30)の特性、トランスデューサ(11、30)と物体(14)の間の距離および物体(14)の特性に依存し、第三のベクトルは実質的にトランスデューサ(11、30)の特性に依存するような、第一ベクトルによって表され、かつトランスデューサ(11、30)のインピーダンスを表す第一電気信号を発生させることと、物体(14)の特性への依存性を実質的に取り除くために、概ね第二成分と垂直な軸上への第一ベクトルの射影をシミュレートすることを含む第一電気信号の処理とからなる、導電性材料からなる物体(14)の変位を測定する方法。
IPC (2件):
G01B 7/00 ,  G01D 5/20
FI (2件):
G01B 7/00 D ,  G01D 5/20 K

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