特許
J-GLOBAL ID:200903009134357285
高流量中空糸膜
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512306
公開番号(公開出願番号):特表平8-503413
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】水性の生物学的流体を精製するための半透膜を開示する。これらの膜は特に、血液透析により体外の血液を精製するのに適切である。これらの膜は中空糸として構成するのが好ましく、親水性重合体物質、好ましくは酢酸セルロースで作製される。これらの膜の特徴には約15〜約55mL/時間/mmHg/m2の限外濾過係数(KuF)(したがって“高流量”型膜と称す)、少なくとも38×10-3cm/分の尿素の物質移動係数〔KoV(尿素)〕、および少なくとも 2.5×10-3のKoV(尿素)/KuF比が含まれる。血液透析に適切なかかる膜の中空糸は約175〜約210μmの内腔径および約10〜約35μmの壁厚を有する。これらの膜を製造する開示した方法によれば、約32〜約40%W/Wの酢酸セルロース、約5〜約10%W/Wのグリセリン、および約50〜約65%W/Wのポリエチレングリコールを含む溶融物を押し出し成形して中空糸を作製し;この繊維を冷却し、常温延伸し、水浸出して、グリセリン溶液を用いて再可塑化する。
請求項(抜粋):
親水性重合体物質が約175〜約210μmの内腔径および約10〜約35μmの壁厚を規定する中空糸として構成して成る半透膜であって、約15〜約55mL/hr/mmHg/m2の限外濾過係数(KuF)および少なくとも38×10-3cm/分の尿素の物質移動係数〔KoV(尿素)〕、ならびに少なくとも2.5×10-3のKoV(尿素)/KuF比を示すことを特徴とする半透膜。
IPC (4件):
B01D 69/02
, B01D 69/08
, B01D 71/16
, C08B 30/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-250215
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特開昭54-042420
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流体分離器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-202282
出願人:帝人株式会社
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