特許
J-GLOBAL ID:200903009155782733

LPG内燃機関の燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-279017
公開番号(公開出願番号):特開平6-129313
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】レギュレータの一次減圧室内に溜まった液体燃料がヒータの発熱によって過剰に気化されるのを防止し、LPG内燃機関への混合気の空燃比がオーバリッチになるのを未然に防止する。【構成】レギュレータ6内には、自身が発熱することにより一次減圧室13内の液体燃料の気化を促進させるPTCヒータ29が配設されている。PTCヒータ29の発熱及び発熱停止はECU33によって制御される。ECU33は、PTC29を発熱させずに、そのときの冷却水温下で、そのときの一次減圧室13内の貯溜液体燃料を全て気化させたとき、その気化燃料を燃焼させるのに使用される気化燃料燃焼用空気量を算出する。ECU33は、実吸入空気量が気化燃料燃焼用空気量よりも多いときPTCヒータ29を発熱させ、実吸入空気量が気化燃料燃焼用空気量以下のときPTCヒータ29の発熱を停止させる。
請求項(抜粋):
液化石油ガス及び空気からなる混合気を燃焼するLPG内燃機関の機関冷却水の熱を利用することにより、液化石油ガスからなる液体燃料を一次減圧室で気化させるとともに、その気化した燃料を二次減圧室で大気圧近くまで減圧して調圧するレギュレータと、前記液体燃料が貯溜された燃料タンクと、前記レギュレータの一次減圧室とを連通し、かつ、自身の一部が前記一次減圧室及び二次減圧室間の隔壁内まで延びる第一の燃料通路と、前記LPG内燃機関の吸気通路の吸気負圧をレギュレータの二次減圧室に作用させ、同二次減圧室で調圧された気化燃料を吸気通路へ導く第二の燃料通路と、前記第一の燃料通路に配設され、自身が発熱することにより一次減圧室内の液体燃料の気化を促進させるヒータと、前記一次減圧室内に貯溜している液体燃料の量を検出又は推定する貯溜液体燃料量検出手段と、前記機関冷却水の温度を検出する冷却水温検出手段と、前記吸気通路を介してLPG内燃機関へ吸入される空気の量を検出する実吸入空気量検出手段と、前記ヒータによる液体燃料の加熱を行わずに、前記冷却水温検出手段によるそのときの冷却水温下で、前記貯溜液体燃料量検出手段によるそのときの貯溜液体燃料を全て気化させたとき、その気化燃料を燃焼させるのに使用される空気量を算出する気化燃料燃焼用空気量算出手段と、実吸入空気量検出手段による実吸入空気量が前記気化燃料燃焼用空気量算出手段による気化燃料燃焼用空気量よりも多いときヒータを発熱させ、前記実吸入空気量が気化燃料燃焼用空気量以下のときヒータの発熱を停止させるヒータ制御手段とを備えたことを特徴とするLPG内燃機関の燃料供給装置。
IPC (3件):
F02M 31/125 ,  F02M 21/10 ,  F02M 31/18

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