特許
J-GLOBAL ID:200903009156661719
電子機器用信号線の設計方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-031637
公開番号(公開出願番号):特開2001-222563
出願日: 2000年02月09日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】 信号線の信号振幅に変化による不要な電波放射量を予測することにより、試作回数及び電波の測定回数を大幅に削減し、信号線の最適化を容易に実現する。【解決手段】 電子機器の設計で想定される試作品に相当するモデルの差動信号線を作図し、かつ各信号源の信号振幅の値をセットする。次に、この差動信号線モデルに対してEMIシミュレーションにより所定周波数と電波放射量との関係を求めるとともに電波放射量を予測する。この予測された電波放射量が2本の信号線の信号振幅の値を同じにした場合と同等であるか否か、または電子機器全体として最適か否かを判定する。最適と判定された時の差動信号線モデルを基に試作品を試作し、この試作品の電波放射量を測定し、この測定結果をもとに試作品から放射される電波放射量が規格や規制を満足するか否かを判定する。
請求項(抜粋):
電子機器用の差動信号線が差動信号を伝送する2本の平行な信号線を有し、これら各信号線の一端に終端抵抗を、他端に信号源をそれぞれ有する構造の電子機器用信号線の設計方法であって、前記電子機器の設計で想定される前記差動信号線に相当する差動信号線モデルを作成し、かつ前記各信号源の信号振幅の値を設定する第1ステップと、前記差動信号線モデルに対して前記設定された信号振幅の値における所定周波数と電波放射量の関係をEMIシミュレーションにより求めて電波放射量を予測する第2ステップと、前記予測された電波放射量が2本の信号線の信号振幅の値を同じにした場合と同等であるか否か、または電子機器全体として最適か否かを判定する第3ステップと、を備えることを特徴とする電子機器用信号線の設計方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01R 29/08 Z
, G06F 15/60 666 V
Fターム (6件):
5B046AA08
, 5B046BA06
, 5B046JA04
, 9A001HH32
, 9A001HH34
, 9A001KK15
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