特許
J-GLOBAL ID:200903009159576240

鋳物の部分減圧注湯方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北西 務 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189069
公開番号(公開出願番号):特開平8-033944
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 有機粘結剤を使用した鋳型(砂型)中に注湯する鋳物の注湯方法に関するもので、熱分解により多量のガスを発生する有機粘結剤を使用した鋳型を採用しても簡単な装置でガス欠陥の発生を防止又は減少することができ、鋳造欠陥の補修に要する時間を大幅に減少し、また機械的性質の良好な信頼性の高い鋳鋼の製造を図ることを目的としている。【構成】 鋳枠07内に主型05及び中子06をフランを粘結剤とし、キシレンスルホン酸を硬化触媒として造型し、主型及び中子には適宜ガス抜きを設置すると共に、中子06内部に先端を金網08で覆った鋼鉄製の配管09を鋳型内のガス圧力の測定位置13に配置した。そして鋳型の上部に抑え板10を設置して約120°Cの温風で48時間乾燥した後、排気ポンプ12により配管09を通して中子06内を部分的に排気しながら取鍋01内の溶鋼を該鋳型に注湯し、注湯完了後10分して排気ポンプを停止し、その後中子内を大気圧に戻して凝固を完了させる。これにより鋳型から溶鋼中へのガスの侵入を防ぎ、ガス欠陥の発生を防止する。
請求項(抜粋):
鋳型及び(又は)中子を造型する際に、鋳型及び(又は)中子内部にガスの吸引が可能な配管を配置し、配管に排気装置を取付けることによって該配管を介して強制的にガスの排気を行い、鋳型及び(又は)中子内部を部分的に減圧しながら溶鋼を鋳型に注湯し、凝固させることを特徴とした鋳物の部分減圧注湯方法。
IPC (4件):
B22C 9/00 ,  B22D 18/06 509 ,  B22D 18/06 ,  B22D 27/15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-134041
  • 特開昭61-027142

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