特許
J-GLOBAL ID:200903009172183320

コントラストを改善した短T2 種の磁気共鳴結像

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-008785
公開番号(公開出願番号):特開平5-176908
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 短いスピン-スピン緩和時間(T2 )を有する核種を結像するための磁気共鳴信号が、再焦点合わせローブを必要とすることなく得られること。【構成】 1連のRF励起パルスが該核種に加えられ、核RF励起パルスが加えられた後に磁気共鳴信号が検出される。このとき該結像信号を提供するために該磁気共鳴信号は結合される。RF励起パルスは従来のスライス選択的パルスの半分で、各パルスは0へ旋回させられる。最初に、長T2 核種を励起するには充分だが短T2 核種を励起するには不十分な振幅を有するRF信号を加えて長T2 核種を該RF信号で傾けることにより、結像された短T2 核種と長T2 核種とのコントラストを強化することが出来る。このとき、磁気勾配を加えて、長T2 核種の傾けられた核をデフェーズさせることが出来る。このとき短T2 核種からの磁気共鳴信号から結像信号が得られる。
請求項(抜粋):
短T2 核種を結像するためのスライス選択的磁気共鳴信号を得る装置であって、(a) 静磁場(B0 )を人体に加えて核スピンを整列させる手段と、(b) 長T2 核種を励起するのには充分であるが短T2 核種を励起するには不十分な振幅を有するRFパルスを前記人体に加えること、(c) 変調された磁気勾配(G(t))を前記人体に加える手段と、(d) 第1RF励起パルス(B1 (t))を前記人体に加えて前記核スピンを傾かせる手段と、(e) 前記人体から第1磁気共鳴信号を検出する手段と、(f) 第2RF励起パルス(B1 (t))を前記人体に加えて前記核スピンを傾かせる手段であって、前記第1RF励起パルスと前記第2RF励起パルスとは、各々、在来のスライス選択的パルスの半分である手段と、(g) 前記人体から第2磁気共鳴信号を検出する手段と、(h) 前記第1磁気共鳴信号と前記第2磁気共鳴信号とを結合させる手段とから成ることを特徴とする装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 312 ,  G01N 24/08 Y

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