特許
J-GLOBAL ID:200903009177871004

車両のブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140373
公開番号(公開出願番号):特開平8-332936
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 外部圧力源からの吐出圧の異常な低下に伴い、制動力低下や車両挙動の不安定化が生ずることを防止する車両のブレーキ制御装置を提供する。【構成】 パイロット圧切換弁9は、運転者操作による車輪制動が必要となる場合、出力圧切換弁10にリザーバタンク圧Pr を、また、それ以外の車輪制動が必要となる場合は、出力圧切換弁10に元圧Ps を供給して要求される制動を実施し、さらに、出力圧切換弁10に供給される圧力が、リザーバタンク圧Pr より大きく、ポンプ1の最低吐出圧Pmin より小さい範囲に設定した設定圧P1 以下では、マスターシリンダ圧Pm をホイールシリンダ11に供給する位置で車輪制動を行い、ポンプ圧Pが低下した場合に対処する。
請求項(抜粋):
運転者のブレーキ操作力に対応したブレーキ操作圧を発生する倍力装置付きのブレーキ操作圧系と、外部圧力源からの吐出圧を、制御圧指令値に基づき調圧し、ブレーキ制御圧を発生する電子制御圧系と、切り換え指令に応じて、前記ブレーキ操作圧系からのブレーキ操作圧と、前記電子制御圧系からのブレーキ制御圧のうち、どちらか一方を選択しホイールシリンダにブレーキ液圧として供給する出力圧切り換え弁とを具え、該出力圧切り換え弁により、ブレーキ液圧としてブレーキ操作圧が選択されている位置にある時には、ブレーキ操作圧に等しくなるような制御圧指令値を、また、前記出力圧切り換え弁により、ブレーキ液圧としてブレーキ制御圧が選択されている位置にある時には、車両の走行状態に基づいた制御圧指令値を電子制御圧系に出力する構成のブレーキ制御装置において、前記出力圧切り換え弁をブレーキ制御圧選択位置にすべき切り換え指令の発生時は、前記外部圧力源からの吐出圧を出力圧切り換え弁にパイロット圧として供給して出力圧切り換え弁をブレーキ制御圧選択位置にし、前記出力圧切り換え弁をブレーキ操作圧選択位置にすべき切り換え指令の発生時は、リザーバタンクのリザーバタンク圧を前記出力圧切り換え弁にパイロット圧として供給して出力圧切り換え弁をブレーキ操作圧選択位置にするパイロット圧切り換え弁を設けたことを特徴とする車両のブレーキ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/00
FI (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/00 Z

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