特許
J-GLOBAL ID:200903009178888989

嫌気性処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-163643
公開番号(公開出願番号):特開平8-024890
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は設置スペースの拡大やコストの上昇を招くことなく、SSを含んだ有機性廃水でも効率良く処理することができる新規な嫌気性処理装置を提供することにある。【構成】 本発明は溶解性有機物を含む有機性産業廃水を、下端部から導入して上昇流で流し、上端部からオーバーフローさせる処理容器1内部に、上記有機性産業廃水中の有機物を分解するための嫌気性微生物を収容した嫌気性処理装置において、上記処理容器1内に上記有機性産業廃水中の懸濁物(以下SSという)を高密度化させる磁性粉Jを混入すると共に、その下部に、処理容器に蓄積したSSを抜き出すためのSS抜出し管6をこれより斜め上方に分岐させて接続し、そのSS抜出し管6に、上記SSをエアリフトさせて抜き出すためのSS抜出し手段7と、このSS抜出し手段7によって抜き出されるSS中の磁性粉Jを吸着して回収するための磁性粉回収手段8を設けたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
溶解性有機物を含む有機性産業廃水を、下端部から導入して上昇流で流し、上端部からオーバーフローさせる処理容器内部に、上記有機性産業廃水中の有機物を分解するための嫌気性微生物等を収容した嫌気性処理装置において、上記処理容器内に上記有機性産業廃水中の懸濁物(以下SSという)を高密度化させる磁性粉を混入すると共に、その側面部に、処理容器に蓄積したSSを抜き出すためのSS抜出し管をこれより斜め上方に分岐させて接続し、そのSS抜出し管に、上記SSをエアリフトさせて抜き出すためのSS抜出し手段と、このSS抜出し手段で抜き出されるSS中の磁性粉を吸着して回収するための磁性粉回収手段とを設けたことを特徴とする嫌気性処理装置。

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