特許

J-GLOBAL ID：200903009188579208

焼結部品の粉末成形工程における圧粉体重量の安定化方法

発明者： 谷中 雅樹 ,  田野 毅 ,  池ノ上 寛
出願人/特許権者： 日立粉末冶金株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-359485
公開番号（公開出願番号）：特開2000-178603
出願日： 1998年12月17日
公開日（公表日）： 2000年06月27日
要約：

【要約】【課題】 粉末冶金製品の製造工程で圧粉体を連続的に成形する際、その重量が所定の値になるよう金型の原料粉充填深さを調整後に成形を始めるにも拘らず、開始後暫くは圧粉体の重量が漸増し、やがて所定の値から外れたまま安定する。そのため重量が変動する数分〜十数分間はその監視と調整の反復を要していた。【解決手段】 成形を始めると金型の温度も漸増し、やがて平衡温度に達する。その平衡温度まで金型を予熱し、その状態で原料粉の充填量を所定値に調整して成形を始めることにより圧粉体の重量の偏りは解消し、当初から仕様通りの圧粉体を量産することができる。

請求項（抜粋）：

ダイキャビティ内に充填した原料粉を上下のパンチ間に圧縮成形し、得られた圧粉体を下パンチでダイから押し出す粉末成形方法において、ダイキャビティの形成に与かる金型を加熱して当該金型が稼働中に昇温して到達する平衡温度まで予熱し、その状態で原料粉の充填量を所定の値に調整して連続成形を始めることを特徴とする、焼結部品の粉末成形工程における圧粉体重量の安定化方法。

IPC (2件)：

B22F 3/02 ,  B30B 11/00

FI (2件)：

B22F 3/02 G ,  B30B 11/00 F

Fターム (3件)：

4K018CA13 ,  4K018CA14 ,  4K018CA17

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 粉末成形方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-085146   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 硬質粉末のプレス方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-290799   出願人：北海道住電精密株式会社, 住友電気工業株式会社
• 粉末成形用金型装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-093507   出願人：日立粉末冶金株式会社