特許
J-GLOBAL ID:200903009192380025

フタロシアニン系色素およびこれを用いた光記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-087868
公開番号(公開出願番号):特開平7-268227
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 光記録媒体の記録層用の色素に適するフタロシアニン系色素を得、特にこの色素を用いて記録感度の高い光記録媒体を得る。【構成】 特に、ポルフィラジン環、フタロシアニン環、ナフタロシアニン環などのフタロシアニン系の環を有するフタロシアニン系色素において、フタロシアニン系の環の中心原子をSiとし、中心原子のアキシャル位の少なくとも一方に、Siで中心原子に配位するSi含有配位子を導入した構造とする。
請求項(抜粋):
下記化1で示されるフタロシアニン系色素。【化1】〔化1において、Z1 、Z2 、Z3 、Z4 、Z5 、Z6 、Z7 およびZ8 は、それぞれ、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基、ヘテロ環基、エステル基、シリル基、シロキシル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アミノ基、アシル基、アリールアゾ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、カルバモイル基またはスルファモイル基である。あるいは、Z1 とZ2 、Z3 とZ4 、Z5 とZ6 またはZ7 とZ8 は、それぞれ互いに結合してピロール環に縮合する芳香環を形成してもよい。Z1 〜Z8 は、それぞれ同一であっても異なるものであってもよく、またこれらによって形成される縮合芳香環は、それぞれ同一であっても異なるものであってもよい。Y1 およびY2 は、それぞれ、化2で示される基(ここで、R1 、R2 およびR3 は、それぞれ、水素原子、アルキル基、アリール基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アリーロキシ基、シリル基、シロキシル基またはヘテロ環基を表す。R1 、R2 およびR3 は、それぞれ同一でも異なるものであってもよい。)、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基、シロキシル基または化3で示される基(ここで、R4 およびR5 は、それぞれアルキル基またはアリール基を表し、これら【化2】【化3】はそれぞれ同一でも異なるものであってもよい。)を表す。Y1 およびY2 の少なくとも一方は化2で示される基である。〕
IPC (5件):
C09B 47/04 ,  B41M 5/26 ,  C07D487/22 ,  G03C 1/73 ,  G11B 7/24

前のページに戻る