特許
J-GLOBAL ID:200903009198898778
カドミウムの回収方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
佐藤 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-021399
公開番号(公開出願番号):特開平5-005132
出願日: 1991年01月23日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】〔目的〕 亜鉛製錬煙灰等の浸出液から低廉でかつ簡便、安定性に優れたカドミウムの回収法を提供する。〔構成〕 Cd,Zn及びAs等を含む非鉄乾式製錬煙灰の酸浸出液を繰返し浸出に供し、溶出成分を濃縮し、この濃縮上澄液又は未濃縮上澄液に対して、アルカリ中和剤又は/及び酸化物を添加して、PH3〜4に中和し、この上澄液に対し、空気、酸素又は/及び酸化剤を用い、該溶液中の3価のAsを5価に酸化しながらCa(OH)2を投入し、PHを4〜4.5に調整し、引き続いて、上記調整液に対し、アルカリ中和剤又は/及びCdO,ZnO等の酸化物を用いてPHを4〜4.5に維持しながら第二鉄イオンを添加し、生成した澱物を分離し、濾過液を置換工程に供するカドミウムの回収方法。
請求項(抜粋):
Cd,Zn及びAs等を含む非鉄乾式製錬煙灰の酸浸出液からCdを回収する方法において、a)煙灰浸出上澄液を繰返し浸出に供し、溶出成分を濃縮する第一工程と、b)上記濃縮上澄液又は未濃縮上澄液に対して、アルカリ中和剤又は/及びCdO、ZnO等の酸化物を添加して、PH3〜4に中和する第二工程と、c)上記第二工程の上澄液に対し、空気、酸素又は/及び酸化剤を用い、該溶液中の3価のAsを5価に酸化しながらCa(OH)2を投入し、PHを4〜4.5に調整する第三工程と、d)引き続いて、上記調整液に対し、アルカリ中和剤又は/及びCdO,ZnO等の酸化物を用い、PHを4〜4.5に維持しながら第二鉄イオンを添加する第四工程とを有し、e)生成した澱物を分離し、濾過液を置換工程に供することを特徴とするカドミウムの回収方法。
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