特許
J-GLOBAL ID:200903009203029880

ケラチン繊維の酸化染色用組成物と該組成物を使用した染色方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353833
公開番号(公開出願番号):特開平10-182378
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 良好な耐性を有すると同時に、光沢に富んだ色調を得ることが可能な、ケラチン繊維を酸化染色するための組成物および染色方法を提供する。【解決手段】 染色に適切な媒体中に、少なくとも1つの置換されたメタ-アミノフェノール型の修正剤、少なくとも1つのカチオン性直接染料、および少なくとも1つの酸化剤と組み合わせて、少なくとも1つの酸化塩基を含有せしめた染色用組成物とする。
請求項(抜粋):
染色に適切な媒体中に:-少なくとも1つの酸化塩基、-次の式(I):【化1】[上式(I)中、R1は、水素原子、またはC1-C4のアルキル基、C1-C4のモノヒドロキシアルキル基、またはC2-C4のポリヒドロキシアルキル基を表し、R2は、水素原子、C1-C4のアルキル基、またはC1-C4のアルコキシ基、または塩素、臭素、フッ素から選択されるハロゲン原子を表し、R3は、C1-C4のアルキル基、C1-C4のアルコキシ基、C1-C4のモノヒドロキシアルキル基、C2-C4のポリヒドロキシアルキル基、C1-C4のモノヒドロキシアルコキシ基、またはC2-C4のポリヒドロキシアルコキシ基を表す]で示されるメタ-アミノフェノール類、およびそれらの酸との付加塩類から選択される、少なくとも1つの修正剤、-次の式(II):【化2】{上式(II)中、Dは、窒素原子、または-CH基を表し、R4およびR5は、同一でも異なっていてもよく、4’-アミノフェニル基;一または複数のC1-C4のアルキル基で置換されていてもよく、窒素含有または酸素化されていてもよい複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成するか、もしくは、-CN、-OH、または-NH2基で置換されていてもよいC1-C4のアルキル基;または水素原子を表し、R6は、水素、または塩素、臭素、ヨウ素、およびフッ素から選択されるハロゲン原子、またはC1-C4のアルコキシ基、またはアセチルオキシ基を表し、X-は、塩化物、メチルスルファートおよびアセタートから好ましくは選択されるアニオンを表し、Aは、次の式で示される構造:【化3】【化4】[上式中、R7は、ヒドロキシル基で置換されていてもよい、C1-C4のアルキル基を表し、R8は、C1-C4のアルコキシ基を表し、Dが-CHを表し、AがA4またはA13を表し、R6がアルコキシ基以外である場合、R4およびR5は、同時に水素原子ではない]から選択される基を表す}で示される化合物から選択される少なくとも1つのカチオン性直接染料、および-少なくとも1つの酸化剤、を含有せしめてなることを特徴とする、ヒトの髪等のケラチン繊維を酸化染色するための使用準備が整った組成物。
IPC (4件):
A61K 7/13 ,  C09B 67/22 ,  D06P 1/642 ,  D06P 3/24
FI (5件):
A61K 7/13 ,  C09B 67/22 A ,  C09B 67/22 Z ,  D06P 1/642 ,  D06P 3/24 A

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