特許
J-GLOBAL ID:200903009203397715

テトラフルオロエチレンおよびヘキサフルオロプロピレンの共重合体の重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233673
公開番号(公開出願番号):特開平9-202814
出願日: 1996年08月16日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 費用がかかる安定化仕上げ工程なしで商業的な使用が十分可能であるほど安定なTFE/HFP共重合体を水性方法により製造することが本発明の課題である。【解決手段】 水性重合方法が重合された状態で低い不安定性を有するテトラフルオロエチレンおよびヘキサフルオロプロピレンの共重合体を生成し、且つこの方法は複雑な仕上げ段階なしに使用することができる。
請求項(抜粋):
共重合を水性媒体中で水溶性開始剤、分散剤、および場合により連鎖移動剤の存在下で行って、テトラフルオロエチレンをヘキサフルオロプロピレンと共重合させて、少なくとも0.3%の合計不安定部分を有する部分的-結晶性共重合体を製造する方法において、(a)該水溶性開始剤の量を減らし、製造される該共重合体分子の半分より多くない部分を該開始剤により開始させ、(b)場合により使用される該連鎖移動剤の量を増やし、製造される該共重合体分子の開始に関して連鎖移動が該開始剤を補い、(c)存在するヘキサフルオロプロピレンの量を減らして、(a)および(b)により引き起こされる共重合速度における減少を相殺し、このことが共重合に対してなされる唯一の変化である場合には該共重合体の靭性減少も引き起こし、すなわち該共重合体に加えられるヘキサフルオロプロピレンの量を2.0-5.0のHFPIに相当するようにし、そして(d)弗素化されたビニルエーテルを該テトラフルオロエチレンおよびヘキサフルオロプロピレンとの共重合用の該水性媒体に、ヘキサフルオロプロピレンにおける減少により生ずる靭性の損失を埋め合わせる量で加え、すなわち該共重合体に加えられる弗素化されたビニルエーテルの量を0.2-0.4重量%とすることにより、該共重合を行って0.2%より多くない合計不安定部分を有する重合された状態の該共重合体を製造することを含んでなる改良。
IPC (4件):
C08F214/26 MKQ ,  C08F 2/22 MBM ,  C08F214/28 MKR ,  C08F216/12 MKX
FI (4件):
C08F214/26 MKQ ,  C08F 2/22 MBM ,  C08F214/28 MKR ,  C08F216/12 MKX
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭52-109588
  • 特開昭59-166516
  • 特開昭62-192411
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭52-109588
  • 特開昭59-166516
  • 特開昭62-192411
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