特許
J-GLOBAL ID:200903009205029152

ブレーキパッド

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174322
公開番号(公開出願番号):特開平7-027154
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 制動時の異音の発生を抑制する。【構成】 ディスクブレーキのブレーキ摩擦材18と、その裏面にある裏金20との間に加熱コイル22を設置する。また、裏金20にはブレーキパッド16の振動を検出する加速度センサ24と、ブレーキ摩擦材12の温度を検出する温度センサ26が設置されている。加速度センサ24はブレーキパッド16の振動を常に検出し、制動時にその振動から異音判定装置32が異音の発生を検出すると、制御装置34は、温度センサ26から温度信号を受けて、ブレーキ摩擦材18が所定状態であると判断したら、加熱コイル22を作動させ、ブレーキ摩擦材18を加熱する。そして、ブレーキ摩擦材18が所定温度に達したら、加熱を停止する。これによって摩擦材18の有機系材料をディスクロータに付着させないように変性させる。
請求項(抜粋):
ブレーキ摩擦材と、該ブレーキ摩擦材裏面に接合された裏金と、から成るブレーキパッドにおいて、前記ブレーキ摩擦材と前記裏金の間に設置され前記ブレーキ摩擦材を加熱する加熱手段と、ブレーキに異音が発生したことを検出する異音検出手段と、前記裏金に設置されブレーキパッドの温度を検出する温度検出手段と、前記異音検出手段からの異音検出信号と前記温度検出手段からの温度信号によって前記加熱手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするブレーキパッド。

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