特許
J-GLOBAL ID:200903009207611207

回転トランスおよびこれを用いた回転ドラム装置ならびにこの回転ドラムを用いた記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-266770
公開番号(公開出願番号):特開平9-115103
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】回転ドラム装置の高機能、高性能化と、小型軽量化を両立させる。【解決手段】ロータコアの背面にモールドで保持された記録ヘッド用コネクタを配置し、モールドの一部に、再生系を覆うような形で金属をメッキ等で形成する。回転トランスにおいては、再生用、記録用、電源供給用コアの順に、同一対向面となるように配置し、記録用、電源供給用コアの間にはショートリングを2カ所以上配置する。これにより、記録の伝送経路を短くし、さらにモールドの一部に、再生系を覆うような形で金属をメッキ等で形成することで、再生系のシールドカバーの役目を持たせることができ、再生系へのクロストーク低減と共に、コスト低減と小型化の両立が可能になる。また、回転トランスにおいては、再生用、記録用、電源供給用コアの順に、同一対向面となるように配置し、記録信号用コアと電源供給用コアの間にはショートリングを2カ所以上配置することで、特に電源系から記録系へのクトストークの低減と共に、コスト低減と小型化の両立が可能になる。
請求項(抜粋):
静止するステータコアと、回転するロータコアとを有し、前記ステータコアとロータコアとは、それぞれ、所定の間隙を有して互いに対向する対向面を備え、前記対向面の各々には、互いに対向する複数本の溝部が形成され、前記溝部に導電体が配置され、前記ステータコア側とロータコア側との間で信号を伝達する回転トランスにおいて、連続して配列される複数の前記溝部に、前記導電体がその両端を短絡、または接地されるように配置されたショートリングチャンネル列と、前記ショートリングチャンネル列を挟んでその両側にそれぞれ配置され、信号を伝達する信号伝送チャンネルとを有してなるチャンネル配列構成を少なくとも1組以上備えてなることを特徴とする回転トランス。
IPC (2件):
G11B 5/02 ,  G11B 5/53
FI (3件):
G11B 5/02 M ,  G11B 5/02 L ,  G11B 5/53 B

前のページに戻る