特許
J-GLOBAL ID:200903009218195736

案内部材の位置を維持する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-513270
公開番号(公開出願番号):特表平9-506816
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】案内装置上に滑動可能に載置した脈管内カテーテルを引き抜き、交換カテーテルを案内装置上で前進させている間、患者の血管系内で、特に患者の血管系内に配置された案内カテーテル内で、ガイドワイヤなどの案内装置の位置を維持する方法。現時点での好ましい実施態様の1つは、案内シース内に滑動可能に配置できる係合装置を使って長さを延長できるような内腔を有する案内シースを含む。ガイドワイヤ係合装置は、案内カテーテル近位端の外側に延びている近位端から回転させ、可撓性遠位端はガイドワイヤにしっかりと巻きついて、ガイドワイヤ上でカテーテルを抜去したり前進させたりする間もガイドワイヤの位置を維持できるようになっている。ガイドワイヤ係合装置の遠位端は、体温(37°C)で安定したオーステナイト相にあり、しかも応力によってオーステナイト相からマルテンサイト相に変態する疑似弾性NiTi合金が好ましい。
請求項(抜粋):
細長い脈管内部材上でカテーテルを動かしている間に患者の動脈内の位置に細長い脈管内部材を維持するための装置であって、 (a)内部に延長する内腔を備える細長い案内シースと、 (b)脈管内部材に巻きついてこれと係合するように形成された可撓性遠位部分を有し、細長い案内シースの内腔内に滑動可能に配置されるように形成される回転可能な細長い係合装置と、 (c)細長い案内シース内で回転可能な係合装置を回転させるための、回転可能な係合装置の近位端にある回転手段とを備える、患者の動脈内の位置に細長い脈管内部材を維持するための装置。

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