特許
J-GLOBAL ID:200903009232992630

多層延伸ポリアミドフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218449
公開番号(公開出願番号):特開平11-058490
出願日: 1997年08月13日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ガスバリヤー性、寸法安定性、耐レトルト性等の性能に優れた多層延伸ポリアミドフィルムを、気泡を発生させずに安定して連続生産する方法を提供する。【解決手段】キシリレンジアミンと炭素数4〜12の脂肪族ジカルボン酸から形成されるポリアミドに、変性ポリエチレン、タルクを配合した組成物からなる層Xと、脂肪族ポリアミドと変性ポリエチレンを配合した組成物からなる層Yの中間に脂肪族ポリアミドと非晶性ポリアミドを配合した組成物からなるポリアミド樹脂層Zを有する多層延伸ポリアミドフィルムを製造する際、(1)Y、X、Zの順に押出を開始する(2)各押出機の能力の20%超えない速度で1〜6時間、低速押出する。(3)各押出機の能力の50%以上の速度で押出する。の順に押し出す。
請求項(抜粋):
キシリレンジアミン成分と炭素数が4〜12の脂肪族ジカルボン酸成分とから形成されたポリアミドに、下記の高分子化合物Pを0〜3重量%、タルクを 0.01 〜 0.5重量%配合した組成物(A)からなる樹脂層(X)と、脂肪族ポリアミドと、高分子化合物Pを0〜5重量%配合した組成物(B)からなる樹脂層(Y)の中間に、脂肪族ポリアミド50〜80重量%と非晶性ポリアミド50〜20重量%配合した組成物(C)からなるポリアミド樹脂層(Z)を有する、少なくとも3層からなる多層延伸ポリアミドフィルムを製造する方法において、各層を構成する原料樹脂を押出機を用いて溶融押出する際、次の(1)〜(3)の順に押し出しすることを特徴とする多層延伸ポリアミドフィルムの製造方法。高分子化合物P:エチレン95〜50重量%、不飽和ジカルボン酸及び/又はその誘導体 0.1〜10重量%、不飽和カルボン酸及び/又はその低級アルキルエステル誘導体 4.9〜40重量%とからなる変性ポリエチレン。(1)組成物B、組成物A、組成物Cの順に押出を開始する。(2)各押出機の押出能力の20%を超えない速度で1〜6時間、低速押出する。(3)各押出機の押出能力の50%以上の速度で押出する。
IPC (13件):
B29C 47/06 ,  B29C 47/14 ,  B29C 55/12 ,  B32B 27/20 ,  B32B 27/34 ,  C08K 3/00 ,  C08L 77/06 ,  C08L 23:08 ,  B29K 23:00 ,  B29K 77:00 ,  B29K105:16 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00
FI (7件):
B29C 47/06 ,  B29C 47/14 ,  B29C 55/12 ,  B32B 27/20 Z ,  B32B 27/34 ,  C08K 3/00 ,  C08L 77/06

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