特許
J-GLOBAL ID:200903009234296534
円錐ビーム投射データから物体の3D映像を再構成する方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348602
公開番号(公開出願番号):特開平6-028454
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 逆ラドン変換により3D映像を再構成するために、ラドン空間内の任意の1組の平面における面積分を表す値へX線円錐状ビームデータを変換する方法と装置を得ることである。【構成】 逆ラドン変換により3D CT映像を再構成するために、X線円錐状ビームデータ(物体を通る線積分)をラドンデータ(面積分)へ変換する手順を開示する。正規化された検出器面上の一対の線のおのおのに沿う重みづけられた線積分を決定するために、各面積分の半径方向微分が積分と、次に重みづけられた線積分の間の差を回転角δβで除すことにより決定される。それらの線は、回転軸を共有し、回転角δβだけ相対的に回転させられる対応する一対の積分面の正規化された検出器面との交差として定められる。円錐状ビームデータを、ランダム空間内の、1組の同軸垂直面のような任意の1組の平面上の面積分を表す値へ変換するためにこの手順を採用できる。
請求項(抜粋):
原点を含み、特定の各X線源位置(Si) から原点までの線に対して垂直である正規化された検出器平面上の2Dデータセットとして、複数のX線源位置のおのおのに対して編成された物体を通る線積分の形の円錐ビーム投射データから物体の3D映像を再構成する方法において、各X線源位置(Si) に対して、データ平面(φj) と特定のX線源位置(Si) に対応する球殻との交差がその球殻に1組の円(Dij)を定めるような前記対応するラドンデータを決定できる球殻をラドン空間内で定めることによって、各円(Dij)に対して、特定のX線源位置(Si) を通り、特定の円(Dij)と交差し、かつ特定の円(Dij)の面に垂直である線として回転軸を定め、おのおの特定の回転軸を含み、特定の円(Dij)と交差してラドン基準点(Rijk) の場所を定め、かつそれぞれの線上の正規化された検出器平面と交差する1組の同軸積分平面(Qijk) を定めることによって正規化された検出器平面上の各線(Lijk) に対して、対応する線(Lijk ′)上の正規化された検出器平面と交差する平面(Qijk ′)を定めるため対応する積分平面(Qijk) を小さい回転角δβだけ回転させ、それぞれの重みづけられた線積分(Jijk) および(Jijk ′)を決定するため線(Lijk) および(Lijk ′)に沿って積分し、特定の点(Rijk) におけるラドン基準の半径方向微分を生ずるため重みづけられた線積分(Jijk) と(Jijk ′)の間の差を回転角δβで除すことによってラドン空間内の1組の平面(φj )における面積分を表す値を決定する過程と、1組の平面(φj) の面積分を表す値に対して逆ラドン変換を行って物体の映像を再構成する過程と、を備えることを特徴とする円錐ビーム投射データから物体の3D映像を再構成する方法。
IPC (6件):
G06F 15/62 390
, A61B 6/03 350
, G01T 1/161
, G06F 15/62 400
, G06F 15/66
, G06F 15/72 450
前のページに戻る