特許
J-GLOBAL ID:200903009238745082

レンズ鏡筒保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-264809
公開番号(公開出願番号):特開平5-249356
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 従来公知の三脚用のレンズ鏡筒取付装置は、レンズ鏡筒を装着した状態でガタがある、レンズ鏡筒の変形が生じやすい、レンズ鏡筒装着時に異物が進入しやすい、複数ケ所でねじ締めを行わなければならないので操作が面倒である、等の欠点があった。本発明は、従来装置の欠点を排除したレンズ鏡筒保持装置を提供する。【構成】 一体構造でほぼ全周形成されたレンズ鏡筒取付部を持ち、一ケ所のみのスリ割り部を有し、該スリ割り部の間隙を只一本のねじで締め込む構成とした。また、レンズ鏡筒の外周面に圧接する圧接面の前後端を該圧接面の中間部よりも柔らかい材料で構成することによりレンズ鏡筒を従来装置よりもしっかりと把持するとともに該鏡筒に変形を生じさせる恐れもない。また、レンズ鏡筒の着脱時に該圧接面とレンズ鏡筒の外周面との間に異物が進入することも防止できる。更に、本発明の構成は従来装置よりも構成部品数が少ないので製造コストも安価にできる。
請求項(抜粋):
レンズ鏡筒を着脱可能に取付けるためのレンズ鏡筒保持装置であって、レンズ鏡筒外周部に接する略全周一体構造の取付け部を持ち、更に該取付け部に一箇所のスリ割り部と該スリ割り部の間隔を狭めるように作用するねじ部材とを具備し、該ねじ部材の締め込みによりレンズ鏡筒を圧接する該取り付け部の圧接面に於て該圧接面の前端内周部と後端内周部の材質硬度を中間内周部の材質硬度に比べて柔らかく設定したことを特徴とする、レンズ鏡筒保持装置。

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