特許
J-GLOBAL ID:200903009246500021

トリフルオロ安息香酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-314243
公開番号(公開出願番号):特開2000-143577
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 容易に入手できる出発物質を使用し、経済的に有利な、次式のトリフルオロ安息香酸の提供。【化1】(式中、Rはアルキル基、フェニル基、または芳香脂肪族基である)【解決手段】式【化2】の化合物を、式CuR、CuLiR2、MgXR、ZnR2、LiR、AlX2R、AlXR2、AlR3またはAl2Cl3R3の少なくとも1種の有機金属化合物と反応させ、得られたトリフルオロイソフタル酸を脱カルボキシル化する。
請求項(抜粋):
次式のトリフルオロ安息香酸の製造方法であって、【化1】(式中、Rは直鎖または分岐鎖の1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、置換されていないフェニル基、1または2個の、それぞれの場合に1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシ基を含む置換されたフェニル基、または7〜12個の炭素原子を有する芳香脂肪族基である)式【化2】[式中、R1およびR2は、同一であるか、または異なるものであって、-CN、-COOR3(ここでR3はH、Li、Na、K、MgCl、MgBr、MgI、 1/2Mg、 1/2Caまたは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基である)、または-CONR4R5(ここでR4およびR5は、同一であるか、または異なるものであって、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基である)である]の化合物を、式CuR、CuLiR2、MgXR、ZnR2、LiR、AlX2R、AlXR2、AlR3またはAl2Cl3R3(式中、Rは式(1)で定義した通りであり、XはCl、BrまたはIである)の少なくとも1種の有機金属化合物と、不活性溶剤の存在下で温度-80〜+150°Cで反応させ、反応生成物を水の存在下で、酸の不存在下または存在下で0〜250°Cで処理し、得られた式【化3】のトリフルオロイソフタル酸を80〜280°Cで脱カルボキシル化することを含んでなる方法。
IPC (4件):
C07C 51/38 ,  C07C 63/10 ,  C07C 63/24 ,  C07C255/51
FI (4件):
C07C 51/38 ,  C07C 63/10 ,  C07C 63/24 ,  C07C255/51
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-074167
  • 特表平3-502452
  • 特開平2-243692

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