特許
J-GLOBAL ID:200903009249729666

しごき加工性に優れたアルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-085217
公開番号(公開出願番号):特開平6-271968
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【構成】 Mg:0.5〜2.0%Mn:0.5〜1.8%Fe:0.1〜0.7%Si:0.05〜0.5%Cu:0.05〜0.5%とTi:0.005〜0.20%B:0.0001〜0.05%とCr:0.01〜0.3%Zn:0.05〜0.5%の1種以上からなるアルミニウム合金を250°C以上で焼鈍し10〜50%の冷間圧延を行い到達温度500°C以上400°C以上の時間が10分以内の焼鈍をし40%以上の冷間圧延を施し合金板表面の5μm以上の晶出物が500個/mm2 以上存在し、結晶粒短径の最大径が30〜200μm、Raが0.1〜0.50μm、油性皮膜が50〜500mg/m2、引張強さと耐力の平均値(TS+YS)/2≦305N/mm2 であるアルミニウム合金板。【効果】 強度があり、成形性が良好で、しかもゴーリング等の表面欠陥が無く、かつ缶切れの発生しないDI缶胴材に適するしごき加工性に優れたアルミニウム合金板を容易にかつ安定して提供できる。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、Mg:0.5〜2.0%、Mn:0.5〜1.8%、Fe:0.1〜0.7%、Si:0.05〜0.5%、Cu:0.05〜0.5%を含有し、かつTi:0.005〜0.20%を単独でもしくはB:0.0001〜0.05%と組み合わせて含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、合金板表面に5μm以上の晶出物が500個/mm2以上存在し、結晶粒短径の最大径が30〜200μm、表面粗度(Ra)が0.1〜0.50μm、油性皮膜が50〜500mg/m2 、引張強さと耐力の平均値(TS+YS)/2≦305N/mm2 であることを特徴とするしごき加工性に優れたアルミニウム合金板。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/04

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