特許
J-GLOBAL ID:200903009250252229

ターボ機械の羽根を備えた回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251344
公開番号(公開出願番号):特開平8-100603
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【解決手段】 ターボ機械の羽根を備えた回転子1において羽根付け根3及び羽根溝が複数の凹条10,21と凸条11,20とを備えたモミの木状に形成されている。これにより、斜めに延びる複数の支持面Fが形成されている。羽根付け根及び羽根溝の、支持面に続く凹条は主として第1の曲率半径R1と第2の曲率半径R2とにより描かれる。支持面Fに続く第1の曲率半径R1は第2の曲率半径R2より小さい。第1の曲率半径R1により描かれる円弧に支持面Fの終端点A,Bのところで接する接線Tと、支持面Fとの間の開角Wが少なくとも40度である。【効果】 支持面の近くの毛管現象が消失する。摩耗粒子はもはや堆積せず、施されている保護層を損傷しない。支持面に続く部位の応力が排除され、これにより構成部分の耐用寿命が増大する。
請求項(抜粋):
ターボ機械の羽根を備えた回転子(1)であって、羽根付け根(3)と羽根溝(2)とが複数の凹条(10,21)と凸条(11,20)とを備えたモミの木状に形成されており、これにより、斜めに延びる複数の支持面(F)が形成されており、羽根付け根(3)及び羽根溝(2)の、これらの支持面に続く凹条(10,20)が主として第1の曲率半径(R1)と第2の曲率半径(R2)とにより描かれている形式のものにおいて、支持面(F)に続く第1の曲率半径(R1)が第2の曲率半径(R2)に比して小さく、かつ、第1の曲率半径(R1)により描かれる円弧(22)に支持面の終端点(A,B)のところで接する接線(T)と、支持面(F)との間の開角(W)が少なくとも40度であることを特徴とするターボ機械の羽根を備えた回転子。

前のページに戻る