特許
J-GLOBAL ID:200903009251202225
異種材の高エネルギー線を用いた溶接方法及び溶接構造物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-132770
公開番号(公開出願番号):特開平8-001360
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】レーザ溶接法により炭素鋼とステンレス鋼の異材溶接に関し、溶接部の機械的性質が良好で高品質、かつ溶接変形が小さく高精度な溶接構造容器とその製造方法と異材レーザ溶接に適した溶接材料を提供する。【構成】レーザ溶接法で炭素鋼とステンレス鋼の母材からの成分希釈を考慮して、その異材溶接金属が数パーセントのフェライトを含むオーステナイト組織になるように適正成分を有する溶接材料を添加して溶接し、溶接欠陥や変形の小さい異材溶接構造容器を得る。【効果】本発明によれば溶接後に割れが発生せず、しかも高い靱性を有する溶接部をもつ炭素鋼とステンレス鋼の高エネルギー線を用いた接合方法及びその接合方法により組み立てられた構造体が提供できる。これにより構造体が長期間にわたり高い信頼性がたもたれる。特に電力送配電設備用ガス遮断器のシースに適用すると、高品質の送配電設備の建造が可能である。
請求項(抜粋):
炭素鋼とオーステナイト系ステンレス鋼を高密度エネルギー線を用いて溶接する方法において、溶接する金属の各組成に関する情報,溶接中に添加する溶接材料の組成に関する情報,溶接時の入熱条件に関する情報,開先形状に関する情報,溶接材料の供給速度に関する情報のうちの少なくとも1つの情報に基づき、予め求められた前記情報と接合部の強度,靭性,溶接割れ性との関係から、前記炭素鋼とオーステナイト系ステンレス鋼を高密度エネルギー線を用いて溶接する溶接条件を決定することを特徴とする炭素鋼とオーステナイト系ステンレス鋼を高密度エネルギー線を用いて溶接する方法。
IPC (7件):
B23K 26/00
, B23K 26/00 310
, B23K 15/00 501
, B23K 15/00 506
, B23K 15/02
, B23K 35/30 320
, H01H 33/55
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭57-139487
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特開昭58-132378
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特開昭59-189092
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特開平4-123887
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特開平4-339591
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