特許
J-GLOBAL ID:200903009253889040

マルテンサイト系ステンレスレーザ溶接鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364467
公開番号(公開出願番号):特開2001-179472
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】この発明は、マルテンサイト系ステンレス鋼のレーザ溶接鋼管を溶接品質に優れ、生産性良く製造する方法を提供する。【解決手段】マルテンサイト系ステンレス鋼板(板厚tmm)をロール成形によりオープンパイプに成形し、高周波加熱法(予熱電力E・IkW)により、前記オープンパイプの両エッジ部を加熱後、下記(1)、(2)式を満たす条件でレーザ(出力P、速度vm/min)で照射し、その後、0.35SEC以内にスクイズロールにてアップセットを行なう。0.5≦P・exp{(250+E・I)/500}/v・t (1)レーザ照射位置X(mm):0.7Xa≦X≦1.3Xa (2)但し、Xa=(20+E・I/15+5U)/exp(0.5α)、α:V角(°)
請求項(抜粋):
マルテンサイト系ステンレス鋼板のレーザ溶接による鋼管の製造方法において、前記鋼板を成形ロールで円筒状のオープンパイプとし、前記オープンパイプの両エッジ部を、下記(1)式を満足する条件で、高周波加熱法により予熱後、下記(2)、(3)、(4)式を満足する条件でレーザ照射し、下記(5)式を満足する条件でスクイズロールにて加圧することを特徴とするマルテンサイト系ステンレスレーザ溶接鋼管の製造方法。90≦E・I≦250 (1)0.7Xa≦X≦1.3Xa (2)但し、Xa=(20+E・I/15+5U)/exp(0.5α)v≧0.17X (3)0.5≦P・exp{(250+E・I)/500}/v・t (4)0.1≦U≦1.0 (5)E:高周波加熱電圧(kV)I:高周波加熱電流(A)U:スクイズロールでのアップセット量(mm)α:V角(°)予熱前のスクイズロール中心点より40mm以内での鋼板エッジ部開口部角度X:レーザ照射位置(mm)スクイズロール中心点から上流側への距離P:レーザ出力(kW)v:溶接速度(m/min)t:板厚(mm)
IPC (3件):
B23K 26/00 310 ,  B23K101:06 ,  B23K103:04
FI (3件):
B23K 26/00 310 J ,  B23K101:06 ,  B23K103:04
Fターム (6件):
4E068AA02 ,  4E068AJ03 ,  4E068BC02 ,  4E068BG01 ,  4E068DA15 ,  4E068DB01

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