特許
J-GLOBAL ID:200903009264546306

定着装置回復時間を短縮する方法及び定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-078517
公開番号(公開出願番号):特開平10-010913
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 装置の低電力すなわちエネルギー節約モード条件から回復時間を大幅に短縮するように、定着装置の消費電力を制御すること。【解決手段】 最大電力を定着装置の加熱部材に供給して定着装置を立ち上がり温度から高い定着温度まで暖め、最大電力の供給を停止し、次いで、電力を加熱部材に供給して定着装置温度を高い定着温度に制御する。このために、一次電源をターンオン及びオフし、定着装置が高い定着温度に制御される所定長の期間中継続するアイドリング期間を識別してタイミングを合わせ、所定の時間長続くアイドリング期間の終わりに一次電源をターンオフし、直ちに一次電源よりレベルが低い二次電源をターンオンし、定着装置温度が依然実質的に高い定着温度であるときにエネルギー節約モードレベルの電力を加熱部材に直ちに供給する。
請求項(抜粋):
低いエネルギー節約モード温度から高い定着温度に戻る定着装置回復時間を短縮する方法であって、(a)最大電力を定着装置の加熱部材に供給して定着装置を立ち上がり温度から高い定着温度まで暖め、(b)定着装置温度を高い定着温度に制御するために、最大電力の供給を停止し、次いで、電力を加熱部材に供給するために一次電源をターンオン及びオフし、(c)定着装置温度が高い定着温度に制御される所定長の期間中継続するアイドリング期間を識別してタイミングを合わせ、(d)所定の時間長続くアイドリング期間の終わりに一次電源をターンオフし、直ちに二次電源をターンオンし、定着装置温度が依然実質的に高い定着温度であるときにエネルギー節約モードレベルの電力を加熱部材に直ちに供給して、これにより、低エネルギー節約モード温度の方向への定着装置温度の低下を遅延させ、(e)最大電力を定着装置の加熱部材に必要に応じて或る時間だけ再供給し、加熱部材を、温度低下が遅延するためにその時に比較的高くなっている温度から高い定着温度に戻すように再加熱し、これにより、そのような比較的高い温度から高い定着温度への回復時間が好適に短縮されることを含む定着装置回復時間を短縮する方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-101781
  • 特開平3-101781

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