特許
J-GLOBAL ID:200903009271369681

溶銑の精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 祐治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313208
公開番号(公開出願番号):特開平10-152714
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 転炉型の精錬炉で脱Si、脱P処理を行うに際し、脱Si処理後に中間排滓を行って脱P処理におけるフラックスの原単位の低減を図るため、脱Siスラグの組成、脱Si処理終了時のSi濃度及び炉の底部から粉体やガスを吹き込む羽口の配置等に関し適切な条件を提示する。【解決手段】 脱Si処理終了時のスラグの(CaO)/(SiO2)重量比が0.3〜1.3の範囲に入るようにCaO含有物質の供給量を調節して脱Si処理を行った後、炉を傾動して中間排滓する。また、全ての底吹き羽口が、中間排滓終了時に、傾動された精錬炉内の溶銑湯面より上部に位置するように配列する。さらに、脱Si処理終了時の溶銑中のSi濃度を0.05重量%以上とする。
請求項(抜粋):
炉の底部から粉体および/またはガスを溶銑中にインジェクションする手段と炉の上部から溶銑に酸素ガスを吹き付ける手段を有する精錬炉を用いて溶銑の脱Si、脱P処理を行うに際し、まず脱Si処理終了時のスラグの(CaO)/(SiO2)重量比が0.3〜1.3の範囲に入るようにCaO含有物質の供給量を調節して脱Si処理を行った後、炉を傾動して炉内に生成したスラグを炉口から排出し、次いで脱P処理を行うことを特徴とする溶銑の精錬方法。
IPC (2件):
C21C 1/04 101 ,  C21C 1/02 110
FI (2件):
C21C 1/04 101 ,  C21C 1/02 110

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