特許
J-GLOBAL ID:200903009274820473

ポーラログラフ尿分析のエラーチェック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-188584
公開番号(公開出願番号):特開平9-015204
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】酵素固定化膜(128)付きの作用極(106)を備えたポーラログラフ・フローセル(94)を使用した尿分析方法および装置。通常は較正は定期的に行われ、較正液に対するフローセル出力に基づいて尿糖値が演算される。酵素固定化膜の酵素は何等かの原因により異常に早期に失活することがあり、その場合には尿糖値は過小に表示される。被験者が分析結果に疑問をもち、エラーチェックを要求すると、補充的較正が行われ、較正液に対する更新されたフローセル出力に基づいて尿糖値の演算がやり直される。従って、酵素の異常な劣化に起因する異常値は排除され、正しい尿糖値が得られる。演算のやり直しは尿サンプリングと分析をやり直すことなく行われるので、被験者の拘束時間が増すことがない。
請求項(抜粋):
尿検体中の所定の物質を反応させる酵素を担持した作用極を備え該物質の濃度に応じた電気信号を出力するポーラログラフ・フローセルを用いて尿検体中の該物質を定量分析するにあたり、1)定期的に又は所定回数の分析毎にフローセルに較正液を移送して較正液に対するフローセル出力(M1)を記録し、2)尿分析に際しては尿検体を必要に応じ緩衝液と共にフローセルに移送して尿検体に対するフローセル出力(M2)を記録し、3)較正液に対する前記フローセル出力(M1)と尿検体に対する前記フローセル出力(M2)とに基づいて尿検体中の該物質の濃度を演算し、4)斯く演算された濃度に疑問がある場合には、尿検体の分析後にフローセルに新たに較正液を移送して較正液に対するフローセル出力(M1)を更新し、5)較正液に対する更新されたフローセル出力(M1)と尿検体に対する前記フローセル出力(M2)とに基づいて尿検体中の該物質の濃度を再び演算することを特徴とするポーラログラフ尿分析方法。
IPC (4件):
G01N 27/416 ,  A47K 13/30 ,  G01N 27/26 381 ,  G01N 33/493
FI (4件):
G01N 27/46 336 B ,  A47K 13/30 Z ,  G01N 27/26 381 A ,  G01N 33/493 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-024148
  • 特開昭63-024148

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