特許
J-GLOBAL ID:200903009275142339

モータ冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-035107
公開番号(公開出願番号):特開平5-236704
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 モータ内で一番温度が高くなりやすいステータを効果的に冷却しかつモータの駆動状態に応じて効率的にモータの冷却を行う。【構成】巻線耳部23に対向する位置に冷却用冷媒噴出孔29が設置される駆動軸15の内部に設けられている冷却用冷媒供給路27に冷却用冷媒を供給するポンプ31にはコントローラ33が設置される。モータ10が回転すると、冷却用冷媒供給路27に供給された冷却用冷媒は、遠心力によって冷却用冷媒噴出孔29から噴出してダイレクトに前記巻線耳部23にかかり、ステータ13がダイレクト冷却されることとなる。また、ポンプ31が吐出する冷却用冷媒の量は、モータ10の合成損失量に追従して制御されるので、冷却用冷媒噴出孔29からの冷却用冷媒の噴出量はモータ10の合成損失量に忠実に追従し、これにより冷却能力を発熱量に合わせて制御できることとなる。
請求項(抜粋):
モータケースに設置されているステータと、モータの回転軸に設置されているロータとを有するモータの冷却装置において、モータの回転軸内に軸方向に沿って設けられた冷却用冷媒供給路と、前記ステータコアに巻着されている巻線によって形成されている巻線耳部に対向し、冷却用冷媒を前記冷却用冷媒供給路より巻線耳部に噴出させるように設けられた冷却用冷媒噴出孔と、前記冷却用冷媒供給路に冷却用冷媒を供給するポンプと、このポンプの吐出する冷却用冷媒量をモータの駆動状態に応じて可変とするポンプ制御手段と、を設けたことを特徴とするモータ冷却装置。

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