特許
J-GLOBAL ID:200903009280939210

ジオール混合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 正志
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000007757
公開番号(公開出願番号):WO2001-034543
出願日: 2000年11月02日
公開日(公表日): 2001年05月17日
要約:
【要約】1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール及び1,6-ヘキサンジオールを包含するジオール混合物を製造する方法にして、(A)アジピン酸の製造プロセスで得られる副生水溶液を脱硝酸することによって調製される、コハク酸、グルタル酸及びアジピン酸を包含し、且つ硝酸含有量が該コハク酸、グルタル酸及びアジピン酸の合計重量に対して3重量%以下であるジカルボン酸混合物を提供し、そして(B)該ジカルボン酸混合物を、水及び水素ガスと、ルテニウム及び錫からなる活性金属種を含有する水素添加用触媒との存在下で水素添加反応に付し、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール及び1,6-ヘキサンジオールを包含するジオール混合物を含有する水素添加反応液を得る、ことを包含することを特徴とする方法が開示される。
請求項(抜粋):
1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール及び1,6-ヘキサンジオールを包含するジオール混合物を製造する方法にして、 (A)コハク酸、グルタル酸及びアジピン酸を包含し、且つ硝酸含有量が該コハク酸、グルタル酸及びアジピン酸の合計重量に対して3重量%以下であるジカルボン酸混合物を提供し、 該ジカルボン酸混合物は、アジピン酸の製造プロセスで得られる副生水溶液を脱硝酸することによって調製されるものであって、該アジピン酸の製造プロセスは、少なくとも1種の炭素数6の環状脂肪族化合物を、酸化触媒の存在下、水性媒体中で硝酸による酸化に付してコハク酸、グルタル酸及びアジピン酸を包含する水性反応液を得、該アジピン酸の結晶を折出させ、折出した結晶を該反応液から単離し、副生水溶液を得ることを包含するプロセスである、そして (B)該ジカルボン酸混合物を、水及び水素ガスと、ルテニウム及び錫からなる活性金属種を含有する水素添加用触媒との存在下で水素添加反応に付し、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール及び1,6-ヘキサンジオールを包含するジオール混合物を含有する水素添加反応液を得る、ことを包含することを特徴とする方法。
IPC (5件):
C07C 31/20 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 29/149 ,  C07C 29/80 ,  C07C 51/42
FI (6件):
C07C 31/20 B ,  C07C 31/20 Z ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 29/149 ,  C07C 29/80 ,  C07C 51/42

前のページに戻る