特許
J-GLOBAL ID:200903009282205761

光学式エンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-152385
公開番号(公開出願番号):特開平7-128091
出願日: 1994年07月04日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 受光部から出力される検出信号の有効出力領域を増加させ得る原点信号出力機構を備え、精度劣化を生じ難い光学式エンコーダを提供する。【構成】 光学式エンコーダ10は、軸14に連結され、光源16からの光を透過させるスリット群18,20を有した回転円板12を備える。円経路C2のスリット20は、軸14の中心を通る半径線に関し異なる角度に延びて1箇所に集結配置される一対の移動スリット要素20a,20bからなる。静止部材24は、移動スリット要素20a,20bと同一の形状及び相対配置を有し、回転円板12の回転中に所定位置で軸方向へ相互に重畳する一対の固定スリット要素26a,26bを備える。受光部22は、両スリット要素20a,20b,26a,26bを透過した光を1つの受光素子28で受け、回転円板12の1回転の間に1パルスを生じる原点信号を生成するための正弦波状検出信号を出力する。
請求項(抜粋):
軸に連結される回転部材の、軸を中心とする複数の同心円経路上の所定位置に光透過部と光遮断部とを交互に設け、光源から放射された光を、軸に伴って回転する該回転部材の該光透過部により断続的に透過して受光部で受け、該複数の経路上の該光透過部の配置に対応して該受光部から出力される複数種類の電気信号を処理することにより軸の回転を検出する光学式エンコーダにおいて、前記回転部材の1つの前記経路内で、前記光透過部は、前記光遮断部を介して1箇所に集結配置される形状の異なる複数の移動スリット要素からなり、前記受光部は、前記複数の移動スリット要素と同一の形状及び相対配置を有して固定的に配置される複数の受光輪郭形成要素を具備し、前記回転部材の所定の回転位置で該複数の受光輪郭形成要素と前記複数の移動スリット要素とが軸方向へ重畳し、以て前記受光部が、該回転部材の前記複数の移動スリット要素を透過しかつ該受光部の前記複数の受光輪郭形成要素によって輪郭付けされた光を受けて、前記複数種類の電気信号のうち、該回転部材の1回転の間に1パルスを生じる信号を出力することを特徴とする光学式エンコーダ。
IPC (3件):
G01D 5/36 ,  G01D 5/244 ,  G01D 5/34

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