特許
J-GLOBAL ID:200903009283548123

エアゾ-ル容器の定量噴射機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-249166
公開番号(公開出願番号):特開平10-077079
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 定量噴射機構の組立などのときの作業効率を向上させて取り付けミスを防止し、また、一回の噴射量を多くすることを目的とする。【解決手段】 孔部5を有して上方へ付勢されたステム2と、定量室10及びステム案内機能を備えた内側鞘状部13と、内側鞘状部13との間に内容物通過用の空間部15を形成する外側筒状部12と、内側鞘状部13と外側筒状部12を保持して空間部15と容器内部とを連通させる保持用基部17と、ステム2との連動により非使用状態では空間部15と定量室10の間を連通させるとともに孔部5を塞ぎ、使用状態では空間部15と定量室10との間を封止するとともに孔部5を開放して定量室10と噴射用通路2bを連通させるパッキン4の各構成要素の全体形状を、それぞれの長手方向の中心軸に関して対称になるようにした。また、内側鞘状部13と外側筒状部12とを単一物で形成し、定量室10をバネの下端部11a より下方にも設けた。
請求項(抜粋):
内側の噴射用通路につながる孔部を有して、弾性力により非使用モ-ド位置の方に付勢されるステムと、前記孔部と連通可能な定量室を形成して、かつ前記ステムの移動時の案内機能を備えた内側鞘状部と、この内側鞘状部の外周面との間に内容物通過用の空間部を形成する外側筒状部と、前記内側鞘状部および前記外側筒状部を保持するとともに、前記空間部と容器内部との間の通路を形成した保持用基部と、前記ステムの前記孔部を含む外周面を挟持することが可能な開口部を中央部に有して、これより外側の部分が前記外側筒状部に支持されるとともに、非使用モ-ド位置では前記内側鞘状部の上側縁部との間に隙間を形成して前記空間部と前記定量室の間を連通させ、かつ当該開口部の周面で前記孔部を塞いで前記定量室と噴射用通路の間を封止し、また、前記ステムと連動して当該開口部が前記弾性力とは逆の方向に移動した形の使用モ-ド位置では前記内側鞘状部の上側縁部と密着して前記空間部と前記定量室の間を封止し、かつ当該開口部の周面が前記孔部から離れて前記定量室と噴射用通路の間を連通させるパッキンと、の各構成要素からなり、これらの構成要素を組み立てるときに相互に関連する部分の形状を、当該構成要素それぞれの長手方向の中心軸に関して対称なものにしたことを特徴とするエアゾ-ル容器の定量噴射機構。
IPC (2件):
B65D 83/44 ,  B05B 9/04
FI (2件):
B65D 83/14 B ,  B05B 9/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭35-005327

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