特許
J-GLOBAL ID:200903009285515966

筒内噴射エンジンの燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184770
公開番号(公開出願番号):特開平10-030468
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】燃焼形態を成層燃焼モードと均一燃焼モードとに選択的に切換えることのできるエンジンにおいて、始動性の向上、燃費及び排気エミッションの改善を図る。【解決手段】始動時の冷却水温度Twが冷態判定用設定値TSET未満のときは燃焼形態を均一燃焼モードに設定し、始動完爆後(NE≧NSET)も均一燃焼モードを維持する(S5)。そして、始動後の冷却水温度Twが暖機完了判定用設定値THOTよりも低く、且つ冷態判定用設定値TSET以上のときは、エンジン運転領域が、例えば中、高負荷領域から低負荷領域へ移行したときに燃焼形態を成層燃焼モードに設定する(S11)。一方、エンジン停止直後の再始動などの温態始動時(Tw≧TSET)には、筒内噴射用インジェクタに印加する燃焼圧力PFUが予め設定した燃料噴射可能判定用設定値PSET以上のときは、筒内に噴射される燃料の粒径を十分に微粒化させることができるため、成層燃焼モードにて始動する。
請求項(抜粋):
燃焼室に燃料を直接噴射する筒内噴射用インジェクタを備え、該筒内噴射用インジェクタの燃料噴射時期をエンジン運転状態に応じて可変設定することにより燃焼形態を成層燃焼モードと均一燃焼モードとの何れかに設定する筒内噴射エンジンの燃焼制御装置において、始動時のエンジン温度が冷態判定用設定値未満のときは燃焼形態を均一燃焼モードに設定すると共に始動後暖機運転を均一燃焼モードで実行し、又暖機途上の上記エンジン温度が上記冷態判定用設定値以上で且つエンジン運転状態が少なくとも高負荷運転から低負荷運転へ移行したときは上記燃焼形態を成層燃焼モードに設定することを特徴とする筒内噴射エンジンの燃焼制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/02 325 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/10 ,  F02D 41/04 335 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/06 305 ,  F02D 41/34
FI (7件):
F02D 41/02 325 A ,  F02B 17/00 F ,  F02B 23/10 D ,  F02D 41/04 335 C ,  F02D 41/04 335 B ,  F02D 41/06 305 ,  F02D 41/34 F

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