特許
J-GLOBAL ID:200903009287472539

氷スラリー中の氷濃度測定装置およびカロリーメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-046891
公開番号(公開出願番号):特開平7-260711
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単で流れ抵抗の小さい状態で氷スラリー中の氷濃度を高精度に測定する。【構成】 氷スラリー8が流れる流管の上・下管壁に対向してマイクロ波の送受波器3,4を取り付けて、氷スラリー8に一定周波数のマイクロ波を印加する。マイクロ波の電力は氷スラリー8中に含まれる氷と水との誘電率と誘電損失角の積に比例して減衰するので、受波増幅回路7の電力を一定にするように送波増幅回路6の電力を制御したとき、送波増幅回路6の電力(11)は氷の混合比に比例し、氷混合比測定回路12で計測される。この値と予め定めた電力と混合比の関係から氷の体積(13)が求められて氷密度を乗算(15)して氷濃度16を算出する。
請求項(抜粋):
氷スラリーが流れる流管の管壁に対向して配設され、所定周波数のマイクロ波を前記氷スラリーを介して送・受波する送波器および受波器と、前記氷スラリーに含まれる氷濃度に応じて変化する前記受波器で受波されたマイクロ波電力を、基準電力と等しくするように前記送波器の電力を制御する制御手段と、制御された送波器の電力を測定する送波器電力測定手段と、制御された送波器の電力に基づいて前記氷スラリー中の氷体積を演算する氷体積演算手段と、演算された氷体積に氷密度を乗算し、氷スラリー質量を算出する乗算手段とからなることを特徴とする氷スラリー中の氷濃度測定装置。
IPC (3件):
G01N 22/00 ,  G01K 17/00 ,  G01N 25/20

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