特許
J-GLOBAL ID:200903009290295745

自動給湯風呂装置における高温差し湯中の給湯割り込み制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-152916
公開番号(公開出願番号):特開平5-001848
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 高温差し湯中に給湯割り込みがあったとき、従来は一旦冷たい水が出た後給湯運転されていたが、本発明は、冷たい水が出ることなく、しかも、火傷の危険がなくて速やかに設定温度の給湯が出来るようにする。【構成】 マイコン制御部により開度を調整し得る水制御弁を出湯管に配設しておき、高温差し湯中に給湯要求があったことを検出すると、高温水を浴槽に導出しながら高温水の一部を給水と混合して給湯すると共に、供給ガス圧を所定値に絞り、これにより出湯温がある設定温度まで下がると浴槽への中温水の導出を中止すると共に水制御弁を大きく開いて給水に対する中温水の混合割合を多くした湯を給湯し、出湯温がさらに下がって給湯設定温度に近づくと給水の混合を止めて給湯運転に移行させる。
請求項(抜粋):
熱交換器の下流側の出湯管を風呂側と給湯側とに分岐し、その風呂側出湯管を浴槽に接続すると共に、給湯側出湯管を任意所要の給湯栓に接続し、リモコンに設定した条件に従って浴槽への湯張りおよび高温差し湯を行なうと共に、給湯栓を開くとリモコンに設定した温度の給湯を行ない、かつ、給湯を浴槽への湯張りおよび高温差し湯より優先させるようにマイコン制御部により制御すべくなした自動給湯風呂装置において、前記風呂側と給湯側との分岐点より上流側の出湯管にマイコン制御部により開度を調整し得る水制御弁を配設し、かつ、前記熱交換器および水制御弁をバイパスする水バイパス管路を給水管と給湯側出湯管との間に配設し、高温差し湯中に給湯要求を検出すると、高温水を浴槽側に導出しながら高温水の一部と前記水バイパス管路を経由する給水とを混合した湯を給湯すると共に、バーナへ供給されるガス圧力を所定値に絞り、これにより熱交換器からの出湯温度がある設定温度まで下がると浴槽側への中温水の導出を中止すると共に水制御弁の開度を大きくして給水に対して中温水の割合を多くした湯を給湯し、次いで熱交換器からの出湯温度がリモコンに設定した給湯温度に近いある設定温度まで下がると水バイパス管路を閉じると共にバーナへ供給されるガス圧力を比例制御動作へ移行させ、かくしてバーナの燃焼を中断することなく湯側と給水側とのバランスをとって出湯温度を安定させることを特徴とする自動給湯風呂装置における高温差し湯中の給湯割り込み制御方法。
IPC (2件):
F24H 1/00 302 ,  F24D 17/00

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