特許
J-GLOBAL ID:200903009291748239

トナー飛散を防止した高濃度現像方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-183349
公開番号(公開出願番号):特開平5-006101
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】磁性キャリヤとトナーとから成る二成分系現像剤を使用する従来の現像システムの欠点を解消し、細線やドットの画像再現性を向上させ、トナー飛散のみならずキャリヤ飛散を防止し、しかも画像濃度をも顕著に向上させ得る現像方法を提供する。【構成】磁性キャリヤとトナーとから成る二成分系現像剤を現像器からスリーブにより現像域に搬送し、現像域において静電潜像担持体上の静電潜像を現像し、現像済の現像剤を現像器に循環することから成る現像方法において、現像域における現像条件を、Mは現像剤のスリーブ単位面積当りの塗布量(g/cm^2)、感光体ドラムとスリーブと最も近接する距離(cm)、現像剤中のトナー重量濃度(%)、現像剤中キャリヤ重量濃度(%)、トナーの真密度(g/cm^3)、キャリヤの真密度(g/cm^3)に関して、「数1」を満足するように設定すると共に、磁性キャリヤとして平均粒子径が60乃至70μmで粒径44μm以下のものが全体の3乃至15重量%を占めるような粒度分布を有するものを使用する。
請求項(抜粋):
磁性キャリヤとトナーとから成る二成分系現像剤を現像器からスリーブにより現像域に搬送し、現像域において静電潜像担持体上の静電潜像を現像し、現像済の現像剤を現像器に循環することから成る現像方法において、現像域における現像条件を式【数1】 75>M(Wt×1/ρt+Wc×1/ρc)÷H>30式中、Mは現像剤のスリーブ単位面積当りの塗布量(g/cm^2)であり、Hは感光体ドラムとスリーブと最も近接する距離(cm)であり、Wtは現像剤中のトナー重量濃度(%)であり、Wcは現像剤中のキャリヤ重量濃度(%)であり、ρt はトナーの真密度(g/cm^3)であり、ρc はキャリヤの真密度(g/cm^3) である、を満足するように設定すると共に、磁性キャリヤとして平均粒子径が60乃至70μmで粒径44μm以下のものが全体の3乃至15重量%を占めるような粒度分布を有するものを使用することを特徴とする現像方法。
IPC (3件):
G03G 15/09 ,  G03G 9/10 ,  G03G 13/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-186768
  • 特開昭62-192757

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