特許
J-GLOBAL ID:200903009297845465

縦置多板式熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128731
公開番号(公開出願番号):特開平10-318692
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 縦置多板式熱交換器において、熱伝達媒体が熱伝達壁面の全面を均一な膜厚を形成しながら流下できるようにして、熱伝達効率を向上させる。【解決手段】 両面に凹凸加工を施した2枚の細長い板状体1を重ね合わせて形成した素子10を縦置に複数個重ね合わせて構成した縦置多板式熱交換器20において、各板状体1の長手方向の両端部に開口6、7を形成し、該開口6、7の周囲に、板状体1の一方の面Aにおいては少なくとも該面Aに施された凹凸の凸部と同じ高さまで突出した平坦面6a 、7a を形成し、前記凹凸は、各板状体1の長手方向に交互に等間隔に配列されかつ幅方向に連続もしくは断続して平行に真っ直ぐに延びた凹溝3a と突条2a とにより形成し、該凹溝3a は、各板状体1の一方の面Aに施された凹凸の凹部に対応する凹溝3a の断面形状を等二次元曲率溝形状に形成し、素子10は、2枚の板状体1の各々の一方の面Aを外側に、他方の面Bを内側にして互いに重ね合わせて形成し、該素子10の複数個を、突出した平坦面6a 、7a 同志を互いに当接させて重ね合わせて結合する。
請求項(抜粋):
両面に凹凸加工が施された2枚の細長い板状体を互いに重ね合わせて形成された素子を、その長手方向を上下にして縦置に複数個重ね合わせ、各素子の内側の空間を一方の熱伝達媒体が通過するための通路とし、各素子間の空間を他方の熱伝達媒体が通過するための通路とした縦置多板式熱交換器において、前記各板状体は、その長手方向の両端部にそれぞれ開口が形成され、該開口の周囲に、該板状体の一方の面においては少なくとも該面に施された前記凹凸の凸部と同じ高さまで突出した平坦面が、他方の面においては少なくとも該面に施された前記凹凸の凹部と同じ深さまで凹入した平坦面が、それぞれ形成され、前記凹凸は、前記各板状体の長手方向に交互に等間隔に配列されかつ幅方向に連続もしくは断続して平行に真っ直ぐに延びた凹溝と突条とにより形成され、前記凹溝は、前記各板状体の一方の面に施された前記凹凸の凹部に対応する凹溝の断面形状が、等二次元曲率溝形状に形成され、前記素子は、前記2枚の板状体の各々の一方の面を外側に、他方の面を内側にして互いに重ね合わせて形成され、前記素子の複数個が、前記突出した平坦面同志を互いに当接させて重ね合わせられて結合されたことを特徴とする縦置多板式熱交換器。
IPC (4件):
F28F 3/04 ,  F25B 39/02 ,  F28F 3/08 311 ,  F25B 37/00
FI (4件):
F28F 3/04 A ,  F25B 39/02 R ,  F28F 3/08 311 ,  F25B 37/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-123996
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-123996

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