特許
J-GLOBAL ID:200903009298394386

ごみ処理施設におけるごみ搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220427
公開番号(公開出願番号):特開平8-081038
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 処理施設にてごみを処理炉へ搬送する装置において、見え難い状態で搬送中の処理不適物であってもその選別が容易,確実に行え、また処理不適物としての材質の設定を容易に変更可能とする。【構成】 搬送中のごみ12にX線14を照射してそれが処理不適物12aか否かを自動判別するX線検査装置13を設ける。そしてこの検査装置を、X線検出器16のX線検出部16a,16Bをごみ搬送方向に二分し、その一方16BをX線波長選択性をもつフィルタ16Cで覆い、X線照射時の両X線検出部からの信号の差分により、X線源15,X線検出器16間を通過したごみの材質を選別し、それに応じて画像濃度変化等を施した画像を得、その画像の予め定められた材質側の濃度等をもつ画素をカウントしてそれが所定値以上になった時に処理不適物であると判別し、処理不適物検出報知信号S1を出力するものとする。
請求項(抜粋):
ごみ処理施設に運搬されたごみを処理炉へ搬送するごみ搬送装置において、搬送中のごみにX線源からX線を照射し、その透過X線をX線検出器で検出し、そのX線検出器からの信号に基づき前記ごみが処理不適物か否かを判別する自動判別用X線検査装置を備え、この自動判別用X線検査装置は、前記X線検出器のX線検出部をごみの搬送方向に二分し、一方のX線検出部はX線の波長選択性を有するフィルタで被覆して、他方のX線検出部はそれを被覆せずに形成し、X線照射時における両X線検出部からの信号の差分信号を用いて、X線源及びX線検出器相互間を通過したごみが低原子番号物質であるか高原子番号物質であるかを選別し、この選別結果に応じて色分け又は画像濃度変化を施した画像を得、その画像の予め定められた原子番号物質側の色又は濃度をもつ画素をカウントしてそれが所定の基準値以上になった時に処理不適物であると判別し、処理不適物検出報知信号を出力することを特徴とするごみ処理施設におけるごみ搬送装置。
IPC (5件):
B65G 43/00 ,  B07C 5/344 ,  B65G 43/08 ,  H04N 7/18 ,  G01N 23/04

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