特許
J-GLOBAL ID:200903009299133713

エンジンのピストン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-260467
公開番号(公開出願番号):特開平10-103511
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 スラップ音の低減とオイル消費の低減を図りつつ、ピストンの潤滑性を良好に確保して、焼き付きの問題やピストンリングとシリンダライナの早期摩耗の問題を解消する。【解決手段】 ピストン1のリング部周面3に複数のリング溝5a〜5cを形成し、これらのリング溝5a〜5c内にそれぞれ圧力リング6a・6bとオイルリング6cを装着する。各リングランド3a・3bの外周面をピストンスカート4側へ末広がりテーパ状に形成し、ピストンスカート4の外周面にその断面が末広がりテーパ状の周溝12を多段に形成し、シリンダライナ10の内周面11にその断面が末広がりテーパ状の周溝13を多段に形成し、圧力リング6a・6bの外周面を末広がりテーパ状に形成した傾斜周面部分R1 とシリンダライナ10の内周面11に摺接する摺接周面部分R2 とから形成する。
請求項(抜粋):
シリンダライナ(10)に内嵌するピストン(1)のリング部周面(3)に複数のリング溝(5a)〜(5c)を形成し、これらのリング溝(5a)〜(5c)内にそれぞれ圧力リング(6a)(6b)とオイルリング(6c)を装着して構成したエンジンのピストン装置において、上記リング部周面(3)を構成する各リングランド(3a)(3b)の外周面をピストンスカート(4)側へ末広がりテーパ状に形成した、ことを特徴とするエンジンのピストン装置。
IPC (5件):
F16J 1/08 ,  F02F 1/16 ,  F02F 3/00 ,  F02F 5/00 ,  F16J 10/04
FI (6件):
F16J 1/08 ,  F02F 1/16 A ,  F02F 3/00 R ,  F02F 3/00 M ,  F02F 5/00 Q ,  F16J 10/04

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