特許
J-GLOBAL ID:200903009302049222

石炭パイルの温度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-069016
公開番号(公開出願番号):特開平11-264770
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 野積みされた石炭パイル6,7の温度監視を行い、自然発火を防ぐ【解決手段】 複数種類の石炭パイルに沿ってリクレーマ2が移動可能とされ、この機体9の下部には、各石炭パイルと同一種類の温度測定基準となる塊状の石炭が板状支持部材21上に、隣接して固定された測定基準体19,20が取付けられる。リクレーマの上部には、赤外線カメラ1が取付けられ、1つの石炭パイルと測定基準体とを同一視野内で撮像する。赤外線カメラによって、石炭パイルの第1温度T1と、測定基準体における石炭パイルと同一種類の石炭の第2温度T2とを検出する。測定基準体の石炭パイルと同一種類の石炭の温度を、接触温度計によって検出して第3温度T3を得る。演算手段は、第2温度T2と第3温度T3との差ΔT(=T3-T2)を演算し、この差ΔTを第1温度T1に加算して、石炭パイルの表面温度(=T1+ΔT)を補正して得る。
請求項(抜粋):
温度が検出されるべき被測定物に近接して配置され、被測定物とほぼ同一材料から成る測定基準部材と、被測定物と測定基準部材とを同一視野内で撮像し、被測定物の第1温度T1と、測定基準部材の第2温度T2とを、それぞれ検出する赤外線カメラと、測定基準部材に接触して、または測定基準部材に近い位置から非接触で、測定基準部材の第3温度T3を検出する温度計と、赤外線カメラと温度計との出力に応答し、第2温度T2と第3温度T3との差ΔT(=T3-T2)を演算し、この差ΔTを用いて第1温度T1を補正する演算手段とを含むことを特徴とする赤外線カメラの温度補正装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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