特許
J-GLOBAL ID:200903009302823807

制動液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294386
公開番号(公開出願番号):特開平5-131909
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 左右制動液圧差生成による液圧制御で、たとえABS 作動域でも単なるABS 制御だけとなるのを避け、左右差制御の効果がでるよう基準圧を適切に設定する。【構成】 コントローラは左右差をつけるべき目標差圧ΔP(S)を決定する。左右の目標ホイールシリンダ圧(W/C圧) はΔP(S)に応じ設定するが、そのとき用いる基準圧を制動力を検出または推定し、それに応じて設定する。例えば、車輪ロック液圧 PR を推定し、マスターシリンダ圧 PM と PR の小さい方を基準圧とする。目標W/C 圧はこれを基準に設定し、コントローラはその目標圧となるよう液圧制御を実行する。ABS 制御中でも左右差制御の効果を出すことができる。制動力に見合ったものにするのに、減速度に基づく方法でもよい。
請求項(抜粋):
車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前輪及び/又は後輪の左右の制動液圧を独立に制御可能で、前記走行状態検出手段からの出力に応じて制御対象車輪の左右の制動液圧に、設定した基準圧を基に差を生じさせるよう制動液圧を制御する制動液圧制御手段と、制動力について実質的に発生しうるその制動力を検出または推定する制動力検出手段と、前記制動液圧制御手段における基準圧を、前記の検出または推定する制動力に応じて設定するようになす基準圧設定手段とを具備してなることを特徴とする制動液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/24

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