特許
J-GLOBAL ID:200903009303588003

端子電極用ペーストおよびそれを用いたセラミック電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-078561
公開番号(公開出願番号):特開平5-243080
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 端子電極用ペーストに添加する共生地として、その添加量を増しても、セラミック電子部品の等価直列抵抗を著しく上昇させない共生地を選択使用すること、および、選択した共生地を添加したペーストを用いて焼付けられた端子電極を有し、高温の還元雰囲気下で焼成された後も電子部品素体と端子電極との密着強度が低下しておらず電子部品のESRも悪化していないセラミック電子部品を提供する。【構成】 耐還元性セラミック誘電体シート内に卑金属内部電極を有するセラミック電子部品素体の端面に、卑金属粉末に共生地が添加されたバインダ溶液を混合して調製された端子電極用ペーストを塗布し、該素体と該ペーストとを低酸素還元性雰囲気下で同時焼成してなるセラミック電子部品であって、上記共生地が部品素体の誘電体と同じ系のBaTiO3 系材料であって、Ba/Ti比が1または1よりも小さく、高温で還元されやすい材料であり、該素体と端子電極との密着強度を上げるために共生地の添加量を増加しても電子部品の等価直列抵抗は増大しないことを特徴とする。
請求項(抜粋):
卑金属粉末に有機バインダおよび素体との密着強度増強用共生地を配合してなる、卑金属電極積層セラミック電子部品の同時焼成用端子電極ペーストであって、前記共生地が前記セラミック電子部品素体と同じ系の組成を持ち、かつ、還元されやすい化合物であることを特徴とする端子電極用ペースト。
IPC (3件):
H01G 4/12 361 ,  H01C 7/02 ,  H01G 1/01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-337167

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