特許
J-GLOBAL ID:200903009306694475

液体噴出ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-336316
公開番号(公開出願番号):特開平8-169462
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 液たれがなく、しかも液の乾燥固化を防止できる優れた液体噴出ポンプを提案するものである。【構成】 押し下げヘッド20を押し下げることにより開口したステム17周壁部下端の透孔28を介してシリンダ3内の液をステム内に導入させるとともに、吐出弁21を介してノズル19より噴出させ、押し下げヘッドの上昇時には透孔28を環状ピストン18により閉塞するとともに、容器体内の液を吸い込み弁14を介してシリンダ内へ吸い上げる如く構成した液体噴出ポンプであって、上記環状ピストンをステムに対して常時上方に付勢させるとともに、ステム最上昇位置でのみ透孔28を閉塞可能に構成した。また、請求項2発明では、ノズル内の容積をVaとし、吐出弁体22の上下動可能な部分の流路内容積をVbとし、吐出弁体の体積をVcとした時、Vb-VcがVaと同じか大きくなる如く吐出弁体の上下動幅を規制した。
請求項(抜粋):
容器体口頚部に嵌合させる装着キャップ2と、該キャップにより容器体に固定させるとともに、容器体内へ垂下させる下端部内に吸い込み弁14を設けてなるシリンダ3と、該シリンダ内中央部を上方付勢状態で上下動可能に設けるとともに、内部上部に設けた弁孔を液圧で上下動する弁体22で閉塞した吐出弁21を設けてなる下端面閉塞のステム17と、該ステム外周下端部に所定幅の上下動が可能に嵌合させるとともに、外周縁をシリンダ内面に摺動可能に嵌合させ、且つ、ステム下端部に穿設した透孔28を開閉可能に設けた環状ピストン18と、上記ステム上端に連設して装着キャップ上方を上下動可能に設けたノズル19付き押し下げヘッド20とを備え、上記押し下げヘッドを押し下げることにより開口した透孔28を介してシリンダ内の液をステム内に導入させるとともに、吐出弁21を介してノズル19より噴出させ、押し下げヘッド20の上昇時には上記シリンダ内の負圧化により容器体内の液を吸い込み弁14を介してシリンダ内へ吸い上げる如く構成した液体噴出ポンプに於いて、上記環状ピストン18をステムに対して常時上方に付勢させるとともに、ステム最上昇位置でのみ透孔28を閉塞可能に構成したことを特徴とする液体噴出ポンプ。
IPC (2件):
B65D 47/34 ,  B65D 47/40

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