特許
J-GLOBAL ID:200903009313160508

助手席用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307584
公開番号(公開出願番号):特開平9-142242
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 インパネ開口部に配置されるドアがケースと連結されていても、各部品の製造や組付の工数・コストを低減させて、ドアとインパネ開口部との合せを奇麗に行なうことができる助手席用エアバッグ装置を提供すること。【解決手段】 ドア30は、蓋本体31と、四角筒形状の側壁部32と、インパネ開口部2の内周縁に係止させる係止脚31dと、を備える。車体側に固定されるケース17は、ドア側壁部32の側壁34・34を嵌めるための溝部29と、ドア側壁部32の側壁34・34の外側面に位置する側壁21・22と、ドア側壁部32の係止孔34a周縁を係止して、溝部29からのドア側壁部32の抜け防止用爪片23a・24aと、を備える。溝部29及び側壁21・22と、ドア側壁部32と、の相互の組付寸法は、爪片23a・24aの係止孔34a周縁への係止状態を確保して、3次元の3方向に隙間を生ずるように、設定されている。
請求項(抜粋):
エアバッグ、該エアバッグに膨張用のガスを供給するインフレーター、前記エアバッグと前記インフレーターとを保持して車体フレームから延びる連結材に連結固定されるケース、及び、開き可能に前記ケース内で折り畳まれたエアバッグを覆い、インストルメントパネルの開口部を塞ぐドア、を備えて構成される助手席用エアバッグ装置であって、前記ドアが、開き可能に前記インストルメントパネルの開口部を覆う蓋本体と、該蓋本体の外周縁から下方へ延びて係止孔を有した略四角筒形状の側壁部と、を備えるとともに、前記蓋本体の外周縁に、前記インストルメントパネル開口部の内周縁に係止させる係止脚を配設させ、前記ケースが、前記ドア側壁部における短手方向で対向する部位を嵌めるための溝部を備えるとともに、前記ドア側壁部における長手方向で対向する部位の外側面若しくは内側面に配置される側壁を備えて構成され、さらに、前記溝部の内周面から延び、前記ドア側壁部の係止孔周縁を係止して、前記溝部からの前記ドア側壁部の抜けを防止する爪片を配設させ、前記溝部及び前記側壁と、前記ドア側壁部と、の相互の組付寸法が、前記爪片の前記係止孔周縁への係止状態を確保して、3次元の3方向に隙間を生じさせるように余裕を持って、設定されていることを特徴とする助手席用エアバッグ装置。

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