特許
J-GLOBAL ID:200903009326862218

浸漬塗布装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200013
公開番号(公開出願番号):特開平10-048850
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 支持体上に感光層を設けるための浸漬塗布法を利用すれば、支持体の引き上げ時に塗布液面の波打ちにより塗布むら(リングムラ)が生じる。【解決手段】 結着樹脂及び感光材料を溶剤にて混合して得られた感光材料である塗布液2で満たされた塗布槽1内に、導電性の支持体4を浸漬させる。この時、塗布液2は塗布槽1の上部よりオーバーフローし、それがオーバーフロー受け槽3に受けられる。そして、オーバーフローが完了した時の塗布液2の液表面は表面張力の作用により盛り上がる。この時、水平線と、塗布槽1で盛り上がった塗布液面の接線とで作る接触角θを約40°以下になるように、例えば塗布液2の表面張力に小さいものを選択する。これにより塗布液2が盛り上がった液面(表面)が不安定になる状態が軽減され、支持体4の引き上げ時に、その表面の波打ちが抑制され、塗布むらをなくすことができる。
請求項(抜粋):
結着樹脂及び感光材料を溶剤で混合させて得られた塗布液で満たした塗布槽内に、導電性の支持体を浸漬させ、該塗布槽上部より上記塗布液をオバーフローさせ、上記支持体を引き上げることで、該支持体表面に塗布液による所定厚の感光層を塗布し電子写真用の感光体を作成するための浸漬塗布装置において、上記塗布槽のオバーフローする上部の盛り上がる塗布液面と、水平線とで作る接触角θを約40°以下に設定することを特徴とする浸漬塗布装置。
IPC (2件):
G03G 5/05 102 ,  B05C 3/02
FI (2件):
G03G 5/05 102 ,  B05C 3/02

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