特許
J-GLOBAL ID:200903009328825530

排ガスの悪臭成分除去方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-299820
公開番号(公開出願番号):特開平7-148415
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 従来に比べ、少ないエネルギーで排ガスの悪臭成分の除去ができ、しかも、悪臭成分のリークを十分に防止できて、もって、特に大規模な燃焼設備等から大量に排出される排ガスの処理に用いて好適な排ガスの悪臭成分除去方法及び装置を提供する。【構成】 煙道3の下流には熱交換器1が、上流には触媒燃焼法用触媒層2が設けられている。熱交換器1内には吸着剤層が設けられている。触媒層2を通過した排ガスは煙道5を流通し、煙道3と5とは熱交換器1で交差する。排ガス中の悪臭成分は吸着剤層で吸着、凝縮される。この吸着量が飽和に近くなったときは、触媒層2は燃焼炉4の燃焼により加熱される。燃焼炉4による触媒層2の加熱の排熱は、熱交換器1による熱交換で煙道3を流通する排ガスに吸熱されて触媒層に運ばれ、吸着剤の加熱による悪臭成分の脱着を行なう。
請求項(抜粋):
燃焼源から排気口へ排ガスを導く煙道を流通する前記排ガスを前記煙道に設けた耐火性無機吸着材層に流通させて除去対象である悪臭成分を吸着、凝縮する工程と、前記吸着剤層よりも前記煙道の下流に設けた触媒燃焼法用触媒層をこの触媒層を用いて前記悪臭成分を燃焼除去しうる所定温度に加熱する工程と、この加熱のときの排熱を吸熱した前記排ガスと前記吸着剤層に導かれる前記排ガスとの間で熱交換して排熱をこの触媒層に導かれる排ガスに吸熱させてこの熱により前記吸着剤層を加熱して前記吸着、凝縮された悪臭成分を脱着させる工程と、この脱着後の悪臭成分を前記加熱された触媒層に流通させて燃焼除去する工程とを有し、前記加熱工程、脱着工程及び燃焼除去工程は間欠的に行なう排ガスの悪臭成分除去方法。
IPC (7件):
B01D 53/38 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/04 ZAB ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB ,  F23J 15/00
FI (5件):
B01D 53/34 116 B ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 116 H ,  B01D 53/36 ZAB H ,  F23J 15/00 Z
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭53-077872
  • 特開平4-267923
  • 特開平3-161025
全件表示

前のページに戻る