特許
J-GLOBAL ID:200903009341921000
ゴム変性熱可塑性樹脂及びその組成物
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137110
公開番号(公開出願番号):特開平6-345833
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、耐衝撃性、成形外観、耐薬品性各々に優れ、屋外にて使用できる耐候性材料として必要な物性バランスが良好なゴム変性熱可塑性樹脂およびその組成物を提供することにある。【構成】 ビニル結合含量が25%以下のブタジエン重合体ブロックとビニル結合量が25〜70%のブタジエン-芳香族ビニル化合物共重合体ブロックとビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックからなるブロック共重合体の水素化物によって強化した、芳香族ビニル化合物および/または(メタ)アクリル酸エステルおよび/またはシアン化ビニル化合物の共重合体及びその組成物。
請求項(抜粋):
分子中に重合体ブロックA、BおよびC(ただし、Aはビニル芳香族化合物が90重量%以上の重合体ブロック、Bは1,2-ビニル結合含量が25〜70%のブタジエンとビニル芳香族化合物の共重合体ブロック、Cは1,2-ビニル結合含量が25%未満のポリブタジエン重合体ブロックである。)をそれぞれ1個以上有するブロック共重合体であって、該ブロック共重合体中の重合体ブロックAの含量が1〜40重量%、重合体Bの含量が30〜80重量%、重合体ブロックCの含量が10〜50重量%であるブロック共重合体、または該ブロック共重合体単位がカップリング剤残基を介して上記重合体ブロックA、BおよびCのうち少なくとも1つの重合体ブロックと結合したブロック共重合体であり、該ブロック共重合体中のオレフィン性不飽和結合の80%以上を水素添加してなる、数平均分子量が4万〜70万の水素化ブロック共重合体(A)の存在下に、ビニル芳香族化合物および/または(メタ)アクリル酸エステルからなる単量体30〜100重量%と、シアン化ビニル化合物70〜0重量%と、共重合可能な他の単量体0〜70重量%とをグラフト共重合してなることを特徴とするゴム変性熱可塑性樹脂。
前のページに戻る