特許

J-GLOBAL ID：200903009345868413

楕円曲線暗号処理方法および楕円曲線暗号処理装置、並びにコンピュータ・プログラム

発明者： 秋下 徹
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 宮田 正昭 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-009617
公開番号（公開出願番号）：特開2003-216026
出願日： 2002年01月18日
公開日（公表日）： 2003年07月30日
要約：

【要約】【課題】 楕円曲線暗号処理における攻撃耐性を向上させ高速化を実現する楕円曲線暗号処理方法および楕円曲線暗号処理装置を提供する。【解決手段】 素体上のWeierstrass型楕円曲線におけるスカラー倍点の算出処理において、Montgomery Methodを用いることで、処理時間を解析することによる秘密情報を推定するTA、暗号処理時の消費電力の観測により秘密情報を推定するSPAに対する耐性を高め、また乱数を適用した処理として、暗号処理消費電力の測定データの統計的解析により秘密情報を推定するDPAに対する耐性を向上させ、さらに、乗算回数を減少させて高速化を実現した。

請求項（抜粋）：

素体上のワイエルシュトラス(Weierstrass)型楕円曲線y2=x3+ax+bにおける楕円曲線暗号処理方法であり、前記ワイエルシュトラス(Weierstrass)型楕円曲線y2=x3+ax+b上の点:Pのスカラー量:k倍のスカラー倍点:kPの算出処理において、前記ワイエルシュトラス(Weierstrass)型楕円曲線y2=x3+ax+b上の点P0(x0,y0)と、点P1(x1,y1)とを設定する座標点設定ステップと、前記スカラー量:kの各ビット値ki(i=0〜t)を検出するスカラー量ビット値検出ステップと、前記スカラー量ビット値検出ステップにおいて検出したビット値に応じて、前記点P0(x0,y0)と、前記点P1(x1,y1)に基づいて、次の点P0(x0,y0)、P1(x1,y1)を算出する演算ステップと、前記スカラー量ビット値検出ステップ、および前記演算ステップを、前記スカラー量:kのビット数に応じて繰り返して実行し、前記ワイエルシュトラス(Weierstrass)型楕円曲線y2=x3+ax+b上の点:Pのスカラー量:k倍の点:kPの算出を実行することを特徴とする楕円曲線暗号処理方法。

Fターム (5件)：

5J104AA18 ,  5J104AA22 ,  5J104AA25 ,  5J104JA24 ,  5J104JA25