特許
J-GLOBAL ID:200903009347443185

衝撃破壊試験方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋川 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303067
公開番号(公開出願番号):特開平8-136429
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】薄膜試料等のような基板と一体になった試料についても強度測定ができる衝撃破壊試験方法および装置を提供する。【構成】薄膜衝撃試験機において、重錘2は自由落下し、半球状圧子2aが傾斜試料台3に固定された基板13と一体をなす薄膜試料Sの表面に至り、試料Sを衝撃破壊させながら運動エネルギーを失っていく。その一連の重錘2の落下速度変化を光ファイバレーザドップラー速度計(LDV)が測定し、デジタルオシロスコープ6がその時間プロファイルを捕捉する。そして演算手段12によって試料強度が計算される。すなわち、薄膜Sの表面に到達時点での重錘2の落下速度v1と基板表面に到達時点での落下速度v2を用いて薄膜材料Sの衝撃強さRがR=m(v1-v2)/2Vによって求められる。ここで、mは重錘2の質量、Vは重錘下端の半球状圧子2aの薄膜材料Sへの侵入体積であり、重錘落下速度プロファイルより見積られる薄膜材料Sの膜厚及び圧子2aの形状より求められる。
請求項(抜粋):
衝撃部材を試料に衝突させ、前記衝撃部材の速度を検出し、衝突後の衝撃部材の速度変化に基づいて試料の強度を求めることを特徴とする衝撃破壊試験方法。
IPC (2件):
G01N 3/30 ,  G01N 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-122346

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