特許
J-GLOBAL ID:200903009350704860

水中エレベータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000498
公開番号(公開出願番号):特開平9-188295
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 潜水具などを着用しなくても水に濡れないで、洋上基地と水中基地との間を行き来でき、昇降時に輸送体(輸送カプセル)が波浪による影響を受けにくく、揺動が極めて少ないなどの課題を解決する水中エレベータを提供する。【解決手段】 水中基地4の上面に出入用開口部4aを設け、開口部4aに連接可能な出入口を底部に備えた輸送カプセル5を、洋上基地2に装備したトロリーホイスト12により巻上げ索13を介して昇降可能に吊り下げるとともに、輸送カプセル5に複数本の降下索18の一端をそれぞれ取り付け、各降下索18の他端を水中基地4上に設置したガイドローラを経由させて、洋上基地上に設置した降下用ウインチ20に巻き取らせる。複数本のガイド索15の一端を水中基地2上にそれぞれ止着して、各ガイド索15の他端を洋上基地2との間で鉛直方向に張設し、輸送カプセル5から各ガイド索15へ向けてガイドアーム17aを張り出させ、各ガイドアーム17aの先端部に設けたガイド部材17を、ガイド索15に対し摺動自在かつ嵌脱自在に嵌合している。
請求項(抜粋):
洋上基地と水中基地との間を鉛直方向に往復移動する水中エレベータにおいて、前記水中基地の上面に出入用開口部を設けてその開口部に密閉可能なハッチを装備し、密閉可能なハッチを有する出入口を前記開口部に連接可能に底部に備えた輸送カプセルを、前記洋上基地に装備した巻上げ機により巻上げ索を介して昇降可能に吊り下げるとともに、前記輸送カプセルに対し係脱可能な索着脱金物を介して複数本の降下索の一端をそれぞれ取り付け、各降下索の他端を前記水中基地上に設置したガイドローラを経由させて、前記洋上基地上に設置した降下用巻取り機に巻き取らせ、複数本のガイド索の一端を前記水中基地上にそれぞれ止着して、各ガイド索の他端を前記洋上基地との間で鉛直方向に張設し、前記輸送カプセルから前記各ガイド索へ向けてガイドアームを張り出し、各ガイドアームの先端部に設けたガイド部材を前記ガイド索に対し摺動自在かつ嵌脱自在に嵌合したことを特徴とする水中エレベータ。
IPC (3件):
B63C 11/36 ,  B66B 9/00 ,  B66B 11/02
FI (3件):
B63C 11/36 ,  B66B 9/00 B ,  B66B 11/02 D

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